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まいかのあーだこーだ

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2022.03.28
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カテゴリ:ドラマレビュー!
このドラマを見はじめた当初は、
てっきり「恋愛を介在させない共生の可能性を探る物語」
になると予測したのですが…

実際は、
もうすこし高い次元にまで行った感じですね。



ふたりは「共生しない」という選択をします。

けれど、
それはけっして関係を解消するということではなく、
むしろ共生せずとも繋がりあえるような「絆」をつくる、
ということ。

そこで重要な意味をもったのが、
なんと高橋の「お祖母ちゃんの家」でした。
これは、なかなか予想外の着地点星



たんに共生ということではなく、
自分たちが帰属する「家」というものを共有する。
それさえあれば、たとえ遠距離であっても繋がっていられる。

そういう安心感、一体感。

もちろん、
これだけが唯一無二の結論ではないだろうし、
多くの視聴者にとって意外な結末でもあったのだけど、

かなり広い視野を与えてくれる結論ではあったと思います。



これって、じつは、
アロマアセクの人だけに特有の問題ではない。

性愛欲求をもった人々でさえ、
恋愛が思うように成就しないまま、
家族もできないままに孤独に陥ることはあるのだし、

あるいは、
加齢によって性愛欲求を失ってしまって、
家族をもたないまま孤独になる人だって沢山いる。

そういう人々が、
いかにして孤独から脱して、
何がしかの「共生」の形をつくっていけばいいのか。
何がしかの「絆」や「帰属」の形をつくっていけばいいのか。

これって、とても普遍的な問題なのだと思います。



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最終更新日  2022.03.28 10:30:05


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