カテゴリ:恋つづ~ボス恋~カムカム!
最終週の3日目。
神回。 もうええんや。 多くの視聴者が、 安子に感じているモヤモヤを、 るいが見事に代弁してしまいました。 まるで昨日の視聴者に渦巻いた否定的な反応を、 すべて見透かしていたような脚本。 実際、 安子はまだまだ逃げ続けています! 老いてなお、長距離を激走して(笑)。 ◇ るいは、 算太に再会し、 勇と雪衣にも再会し、 すでに母を許す準備も出来ているかと思いましたが、 そうそう簡単じゃないですよね。 心のわだかまりはまだ残っている。 でも、 どこかに許したい気持ちもあるでしょう。 だって、実の母親だもの。 るいは、そういう葛藤の中にいます。 ◇ 私もわからんわ。 心が通じ合うかどうかは分からない。 意味があるのかどうかも分からない。 それでもやる。 これは視聴者に対しても同じ。 戦前から戦後に生きた人々のさまざまな選択を、 理解できる視聴者もいれば、理解できない視聴者もいる。 それは人それぞれ。 はたして現代の視聴者に向けて、 安子の物語を伝える意味があるのかどうか、 それはまったく分からない。 でも、 たとえ理解されないとしても、 伝えるだけは伝える、ってことでしょう。 ◇ 巷では、 老女の「長距離激走」がツッコミどころだと話題ですが、 わたしとしては、そのあたりのことは気になりません。 フィクションだもの。 むしろ、思わず笑ったのは、 がむしゃらに走り続けた安子が、 またしても、あの神社に辿り着いてしまったこと。 …何ひとつ願いを叶えてくれなかった、あの神社。 土地勘が残ってるのか、 無意識に足が向いてしまうのか知らないけど、 やっぱり、あの神社に行っちゃうのね…(^^; 稔の無事を祈って、必死で願をかけつづけたものの、 結局、何も願いは叶わなかった。 それなのに、また行くの? 今度こそは、何かを叶えてくれるんでしょうか? 稔に勧められて戦前に学んだ英語は、 安子とるいにとって「災い」になってしまったけれど、 ひなたがNHKのラジオ講座に就任することで、 ようやく英語学習は3代目にして報われるのでしょうか? ◇ ◇ さて、 残りの2話で、 ついに安子とるいの再会が描かれるはずです。 しかし… それ以上に、わたしが気になってるのは、 勇の息子の雉真昇です。 もしも、彼が、 「父親似」でなく「叔父似」だとすれば、 安子は、稔にそっくりな昇と対面することになるから。 ◇ そして、もうひとつ、 視聴者のあいだで注目されているのは、 株式会社「たちばな」の謎。 今回のクリスマスコンサートの協賛企業なのだけど、 ネットの情報によると、 ディッパーマウスの慎一がおはぎを買ってきたときも、 包装紙に「たちばな」のロゴがあったらしい。 いったい誰が、 いつのまに和菓子屋たちばなを再建したのでしょうか? しかも株式会社になっている! 再建したのは、 亡くなった雉真の父?それとも算太? それとも終戦直後に登場した「おはぎ少年」? いちばん可能性が高いのは、 やっぱり「おはぎ少年」なのだけど、 彼は、 おはぎの売り方は知っていても、 あんこの作り方を知らないはずなのよね。 その点、 雉真父や算太は、 作ったことはないにせよ、 たぶん「おいしゅうなれ」のおまじないを、 横で見ていて知ってたはずなのです。 … ちなみに、 あの「おいしゅうなれ」のおまじないは、 あずき豆や、コーヒー豆など、 全豆類に適用できるっぽいので、 たぶん豆腐作りにも応用できるのですよね(笑)。 …案外、 きぬちゃんの豆腐屋でも、 同じおまじないで豆腐作ってたかもしれないし、 そう考えると、 きぬちゃんにも、あんこは作れる気がします(笑)。 …そういえば、 戦前のたちばなで修行してた3人の職人さんもいたね! ◇ ◇ ところで、この最終週では、 2022年と2003年とが並行して描かれてますが、 昨日は、 京都の実家の部屋から、 Skype みたいなビデオ通話で映画の打ち合わせ。 今日は、 ひさしぶりに条映の映画村を訪ねていました。 虚無蔵さんも、老いてますますご活躍の様子。 … ちなみに、 ひなたが京都に帰ったということは、 たぶん桃太郎が回転焼き屋を継いでるんですよね。 かりに桃太郎が結婚したとすれば、 るいとジョーは、狭い家を桃太郎一家にゆずって、 自分たちは故郷の岡山に引っ込んだってこと。 そして、なぜかディッパーマウスを経営してる。 …ってことは、 大阪のナイト&デイを慎一が継いだのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.27 08:34:23
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