カテゴリ:ぎぼむす~3年A組~ちむどん!
第1~2週。 またしても娘を捨てるところでしたがっ! …すんでのところで連れ戻しましたね。 ◇ ごめんね、 お母ちゃんが間違っていた! 「おちょやん」と「カムカム」が間違っていた! …大阪放送局が間違っていた! もう娘を捨てたりしません。 by 仲間由紀恵 …みたいな。 借金あるけど、 テーゲーでなんくるないさ~。 って感じ? ◇ 「ちゅらさん」から早20年。 ゴーヤーマンはシーサーちゃんになり、 ガジュマルの木はシークワーサーの木になったけど、 「ちゅらさん」を見た世代にとっては、 この沖縄テーゲー描写に既視感も強い。 …若い世代には新鮮に映るかしら? ◇ まあ、 のんびりした沖縄だけでなく、 シングルマザー、子沢山、貧困、出稼ぎ…など、 けっして過去の話とはいえない沖縄問題に触れた点は、 わずかながら進歩なのかもね。 沖縄の物語というと、 ついつい女性が主人公になりがちですが、 いずれは男性を主人公にした物語も作らなきゃいけないだろうし、 「美女&ダメ男」という沖縄の紋切り型も、 いずれは乗り越える必要があります。 ◇ それはそうと。 豚を食べたら父が死んだので、 世間では「豚の呪い」「豚の祟り」などと言われましたが… そこは「豚の報い」と言うべきなのよね(笑)。 でも、 ネットを検索しても、Twitter を眺めてみても、 誰ひとりそれに気づいてる様子はなし。 芥川賞なんてそんなもんでしょうか。 小澤征悦は「いだてん」「KAPPEI」で萌歌と共演!
鳥取出身の脚本家が、 ドラマの本質的な部分にこの小説を結びつけようとしたのか、 それともチョロッと絡めてみただけか分からないけれど、 すくなくとも又吉栄喜の小説は、 豚の祟りによって破滅してしまう話ではないし、 どちらかといえば浄化されていく話で、 食べることを否定しているわけでもなく、 豚を食べて誰かが死ぬわけでもありません。 ◇ むしろ、 このドラマの父の死のエピソードは、 森山良子の「さとうきび畑」に引き寄せている可能性が高い。 それを萌歌=adieuの「椰子の実」に置き換えて、 さながら「Sunny Side」に続く《姉妹歌リレー》のかたちにした感じ。
次週からはアシガールと凛子さんが登場ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.11.08 12:56:49
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