2024/06/17(月)20:46
DJ SODAと公開型の美人局。
今回の韓国人DJがそれに該当するかは分かりませんが、
あくまで一般論でいえば、
いわゆる「公開型の美人局」は十分にありうる話だし、
そして、その場合、
女性が共犯のこともあれば、そうでないこともありえます。
…
たとえばAKBの握手会などの手法にもいえるのですが、
運営側は、
アーティストと観客を接近させることで、
なかば何かの騒動が発生するのを期待しているのです。
なぜなら、
それが炎上ネタとしてニュースになれば、
費用をかけずとも大きな広告効果を得られるから。
数百~数千の参加者のうち、
たった1人でも騒ぎを起こせば十分なニュースになる。
なんなら、サクラを雇って、
意図的に騒ぎを起こさせることだってありえる。
実際、秋元康は、
丸刈り謝罪やナチス風の軍服など、
法令違反にならないギリギリの範囲で、
あらゆる機会に炎上商法を利用したといってよい。
◇
ほんとうにアーティストを守りたいのなら、
不用意に観客と交わらせたりすべきではありません。
しかし、
運営側はあえて炎上ネタを望むので、
アーティストを守る気もなければ、観客を守る気もない。
むしろ何かしらの騒動が発生するのを期待している。
それこそが彼らにとっての利益になるからです。
したがって、
このような類似の騒動は今後も多発する可能性がある。
◇
もちろん、一義的には、
騒動を起こす観客自身が悪いのだから、
法的な制裁を受けるべきはその観客なのだけれど、
社会的には、
それを誘発させる運営側も糾弾されるべきであり、
何らかの社会的制裁を受ける必要があります。
それでも類似の騒動が繰り返されるなら、
いずれ法的な規制も必要になると思いますし、
運営側の管理義務違反を問える仕組みが必要でしょう。
◇
なお、今回の件で
SNSなどのネット世論は、
DJ SODAを叩くべきではありません。
それは「二次的な加害行為」だと言われかねない。
したがって、あくまで運営側の管理体制を責めるべきです。
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