まいかのあーだこーだ

2024/06/17(月)20:46

DJ SODAと公開型の美人局。

メディアトピック(37)

今回の韓国人DJがそれに該当するかは分かりませんが、 あくまで一般論でいえば、 いわゆる「公開型の美人局」は十分にありうる話だし、 そして、その場合、 女性が共犯のこともあれば、そうでないこともありえます。 … たとえばAKBの握手会などの手法にもいえるのですが、 運営側は、 アーティストと観客を接近させることで、 なかば何かの騒動が発生するのを期待しているのです。 なぜなら、 それが炎上ネタとしてニュースになれば、 費用をかけずとも大きな広告効果を得られるから。 数百~数千の参加者のうち、 たった1人でも騒ぎを起こせば十分なニュースになる。 なんなら、サクラを雇って、 意図的に騒ぎを起こさせることだってありえる。 実際、秋元康は、 丸刈り謝罪やナチス風の軍服など、 法令違反にならないギリギリの範囲で、 あらゆる機会に炎上商法を利用したといってよい。 ◇ ほんとうにアーティストを守りたいのなら、 不用意に観客と交わらせたりすべきではありません。 しかし、 運営側はあえて炎上ネタを望むので、 アーティストを守る気もなければ、観客を守る気もない。 むしろ何かしらの騒動が発生するのを期待している。 それこそが彼らにとっての利益になるからです。 したがって、 このような類似の騒動は今後も多発する可能性がある。 ◇ もちろん、一義的には、 騒動を起こす観客自身が悪いのだから、 法的な制裁を受けるべきはその観客なのだけれど、 社会的には、 それを誘発させる運営側も糾弾されるべきであり、 何らかの社会的制裁を受ける必要があります。 それでも類似の騒動が繰り返されるなら、 いずれ法的な規制も必要になると思いますし、 運営側の管理義務違反を問える仕組みが必要でしょう。 ◇ なお、今回の件で SNSなどのネット世論は、 DJ SODAを叩くべきではありません。 それは「二次的な加害行為」だと言われかねない。 したがって、あくまで運営側の管理体制を責めるべきです。 ▶ トライハードジャパン(TryHard JAPAN)について。

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