まいかのあーだこーだ

2024/04/29(月)07:50

プレバト俳句。お題「ふるさと」に異議あり?!

プレバト俳句を添削ごと査定?!(187)

生家のこでまり甘やかな退屈 「乗りますか」ふるさと経由春の雲 故郷の苜蓿の香は濃かりけり 祖父の遺影褪せた賞状春夕焼 4月25日のプレバト俳句。 お題は「ふるさと」。 今週は3人の昇格試験のみ。内容も不作でした。 ◇ 犬山紙子。 生家のこでまり 甘やかな退屈 こでまりの生家よ 甘やかな退屈(添削後) 悪いとはいわないけど、 とりたてて良いとも思えない。 とくに「甘やか」という語は、 幼少体験の形容として安易に使われがちだと思う。 ◇ フジモン。 「乗りますか」ふるさと経由春の雲 ふるさとや 乗ってゆくかと春の雲(添削後) 原句はあまりにも意味不明。 まさか雲がバスの幻想だとは思わないので、 たんなる三段切れに見えてしまう。 添削句は、 觔斗雲キントウンのような雲の擬人化ですが、 上五の「ふるさとや」は具体性に乏しいし、 切れ字の「や」も意味のある詠嘆とは思えない。 ◇ 千原ジュニア。 故郷ふるさとの苜蓿もくしゅくの香は濃かりけり わざわざ故郷以外の苜蓿と比べる必要はない。 目の前の苜蓿だけを描写すればよいのだから、 助詞は「は」を使わずとも「の」で十分だと思う。 下五は2音で「濃し」と書けるところを、 切れ字を使って「濃かりけり」と書いてるけど、 その是非はともかく全体的に内容が薄いと思います。 ◇ 清水アナ。 祖父の遺影 褪せた賞状 春夕焼 句材は悪くないけど、 典型的な三段切れで、6・7・5の字余り。 とってつけたような季語も弱い。 なぜこれが「才能アリ」なのか分からない。 どうせなら7・7・5にして、 祖父の遺影と褪せた賞状 春夕焼 と、せめて三段切れを回避すれば かろうじて「才能アリ」でも容認きるかなあ…って感じ。 /木曜、夜7時からはプレバト!!\清水アナが次回のお題に挑戦!🔥お久しぶりです!!🎊🥳#清水アナの俳句道場#プレバト pic.twitter.com/8P6bgz5VCj— 「プレバト!!」毎週木曜よる7時【公式】 (@prbt_official) April 24, 2024 犬山紙子の絵は色エンピツの次元を超えていた! お母さんメッチャ美人だった。 ▽過去の記事はこちら https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/ctgylist/?ctgy=12

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