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月9「嘘解きレトリック」第8話。
しょせん漫画原作だから仕方ないけど、 全体的にストーリーがゆるゆるです…(^^; トリックが見え透いてしまうのも、 ツッコミどころではありますが、 それ以前に設定がいろいろオカシイw ◇ 耳でも「十三折」だと聞いて、 奥さんは目でも「十三折」と見てるのに、 あきららかにインク移りしたような、 メモ紙の不自然な文字を見て、 客に確認もせず10個も多く弁当を作って、 やっぱり間違いだったと分かっても、 店側の過失を検討し直すこともなく、 一方的に客のせいにしちゃったわけねw ◇ まあ、 「誰も嘘を吐いてないから誰も悪くない」 というお話にしたかったのは分かるけど、 一般的に考えたら、200%店主が悪い。 自分の過失を客のせいにするとはもってのほか! そこがいちばんのツッコミどころだけど… 重箱なのに「折」で数えてるのも、 いかにも漫画レベルなゆるさですw もしかして、 「折」の字の「斤」の部分がインク移りした、 …って設定だから、 脚本段階でも修正が効かなかったとか? いや、 重箱を折り詰めに代えれば済む話だよね(笑)。 ◇ 駅では、 乗客も、駅員も、 みんな寸借詐欺を警戒してるのに、 よりによって刑事の端崎だけが、 何の疑いもなくお金と個人情報を手渡してしまう! これもツッコミどころ。 迂闊な人物造形にも程があるけど、 それ以前に、警察が情弱すぎるって話。 ◇ 一方、 鹿乃子は駅で聞き込みを敢行しましたが、 その動機も、目的も、 いまいちよく分からない…(^^; > 端崎さんが信じて飛び込んだように、 > 私もとりあえず飛び込んでみる!!! …って、 それは駅で聞き込みをする動機になるのかしら? で、 寸借詐欺の女を1人確認したのに、 それでも聞き込みを続けた目的って何?? 何が鹿乃子のゴールだったの?? ◇ 俳優陣の演技力と舞台設定とで、 なんとかドラマとしての体裁は保ってるけど、 原作の甘さを脚本の段階で修正しないと、 どうしようもなくアラが目立ってしまいますね。 今回は、 三毛猫いなりちゃんがたくさん映ったのは良かったけど、 せっかくなら、もうちょっと物語に絡めてもらいたい。 事件解決に貢献させろとまでは言いませんが。 ◇ ちなみに、わたしは今回、 磯山さやかのお芝居を初めて見てますが、 意外に上手なので感心してます。 金麦のCMには、 令和の小料理屋夫婦も登場しました。 同じ夫婦のひ孫同士で結婚するって、 なかなかの近親婚ですけどね…(^^; あのCMも漫画原作だったの? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.28 04:52:37
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