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まいかのあーだこーだ

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2025.01.13
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カテゴリ:NHK大河ドラマ
NHK「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」第2話。

平賀源内(安田顕)が「瀬川」を探すエピソードは、
ちょっと難しかったです。



まずは、
松葉屋の女将いね(水野美紀)と源内との会話。


源内:瀬川っていねえの?
いね:申し訳ございんせん。瀬川は今はおりませんで。瀬川ってのは、かなり昔の名跡でござんして、不幸があって今は誰も継いでおらず、こちとら商売あがったりでござんすよ。
源内:そうかあ。ここにももう瀬川はいねえのか。


この会話を花の井(小芝風花)がじっと聞いてました。

いねと源内が話題にしてたのは、
松葉屋の女郎「四代目瀬川」のこと。
瀬川は、新吉原江戸町松葉屋半右衛門かたの遊女。同名者は、享保から天明まで9人いた。二代目、四代目、五代目が有名で、ことに宝暦の四代目瀬川は名妓の誉れを一世に馳せた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/瀬川

四代目瀬川は、
1764年(宝暦14年)に28才で亡くなってます。



つぎに、
花の井と源内との会話。


源内:女郎が男の格好をして俺の気を引こうって魂胆かい?
花の井:はたして男かどうか…今宵のわっちは「瀬川」でありんす。
蔦重:瀬川って…
花の井:不躾ながら、平賀さまが瀬川をご所望なさるのを耳にいたしんした。ここ "にも" 瀬川はいないのかと。"にも" とおっしゃるその心は、平賀様の先だってお亡くなりになられた愛しいお方は二代目瀬川菊之丞さまだからではござりんせんか?平賀さまは今宵おなじ瀬川という名の者と過ごしたかった。それが別の誰かでも。
今の松葉屋に瀬川はおりんせん。けんど、わっちでよければ、どうぞ「瀬川」お呼びくださんし。



花の井がいう「二代目瀬川菊之丞」は、
源内の恋人だった女形の歌舞伎役者で、
1773年(安永2年)に32才で亡くなってます。
二代目瀬川菊之丞(1741-1773)は、寛延から安政期に活躍した江戸の女形役者。5歳で初代瀬川菊之丞の養子となって瀬川権次郎を名乗る。男色家であった平賀源内との仲は有名であった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/瀬川菊之丞_(2代目)



第1話で描かれた"明和の大火"が1772年(明和9年)で、
今回の話はその翌年ですね。

源内は、
恋人の二代目瀬川菊之丞を亡くしたばかり。
吉原で同じ名前の女郎「瀬川」を求めたものの、
その名跡はすでに9年も前に途絶えていた。



そこで、
花の井が「五代目瀬川」を名乗ることになるのね。

以下はNHK公式の解説。
花の井<五代目瀬川>/小芝風花
吉原の老舗女郎屋・松葉屋を代表する花魁。とある理由から長らく途絶えていた伝説の花魁の名跡“瀬川”を継ぎ、その名を江戸市中にとどろかすこととなる…。五代目・瀬川は史実に残る名妓として知られ、1400両で落籍された出来事やその後の悲運な人生が戯作などで語り継がれることとなる伝説の花魁。
いね/水野美紀
代々、瀬川という伝説の女郎を輩出する老舗の松葉屋の女将。いねもかつて花魁であったが、主人(正名僕蔵)に見初められ女将として見世の経営に携わる。四代目・瀬川とは同年代であり、いつしか花の井(小芝風花)に瀬川の名跡の“或るいわく”について語る。

https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/blog/bl/pLR1xRJMDl/bp/pMjWl4Gxn2/




なお、
平賀源内の正体をバラしたのは、
尾美としのりが演じる平沢常富という男。

てっきり女郎屋の主人かと思ったら、
吉原に出入りしてる戯作者だそうです。
平沢常富<朋誠堂喜三二>/尾美としのり
出羽国久保田藩(秋田藩)の藩士で、江戸城の留守居(いまでいう外交官)を務める。役職柄、情報交換の場として吉原に出入りすることが多く、「宝暦の色男」の異名をもつ。一方で、奇想天外な大人の童話、歌舞伎の筋書きをもじったパロディーなど洒落、滑稽、ナンセンスを盛り込んだ戯作を数多く発表し、また手柄岡持てがらのおかもちという名で狂歌も発表。流行作家として一時代を築く。のちに蔦重にとって最高かつ最大の協力者となる戯作者。

https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/blog/bl/pLR1xRJMDl/bp/plED7Yoaw0/
朋誠堂喜三二(平沢常富)
蔦屋重三郎が手がけていた「吉原細見」の序文を担当することになった経緯は、朋誠堂喜三二(平沢常富)が平賀源内に師事していたことが理由だと言われています。蔦屋重三郎からの依頼を平賀源内が断ったことで、朋誠堂喜三二に仕事が回ってきたのです。

https://www.meihaku.jp/berabou/hoseidokisanji/

平賀源内は、
学者でありながら「戯作者の祖」でもあり、
平沢常富は、その弟子にあたるってこと。



戯作者といえば、
この時代には「南総里見八犬伝」の滝沢馬琴もいる。
曲亭馬琴
1792年(寛政4年)3月、版元・蔦屋重三郎に見込まれ、手代として雇われることになった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/曲亭馬琴

今回の大河では、
喜多川歌麿を染谷将太が演じるらしいけど、
葛飾北斎や応為(お栄)や馬琴も出てくるんでしょうか?

NHKでは、
北斎を長塚京三が2度演じてますが、
(馬琴は野田秀樹。お栄は宮﨑あおいと中島ひろ子)
https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/202407070001/

今回は誰が演じるのか楽しみです。




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最終更新日  2025.01.14 19:45:12


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