カテゴリ:NHK大河ドラマ
NHK「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」第14話。
結局、唐丸はいなかったのね…。 蔦重がそれを確かめることもなかった。 ◇ でも、 盲人の高利貸しの情報網は、 吉原や裏社会にも張り巡らされてて、 唐丸が犯罪組織に連れ戻されたことや、 蔦重が彼の行方を探してることまで、 しっかり把握してたのでしょうね。 あるいは、もともと瀬川が、 唐丸の捜索を鳥山検校に頼んでたとか? ◇ それはともかく… はやくもヒロインが退場?? 当初、わたしは、 《このドラマの主題は瀬川の不幸を描くこと》 と予想してたわけですが… なんか、 アタリもせずハズレもせずって感じ。 どうせなら夫婦にしてくれてもよかったのに…(^^; ◇ 松葉屋の女将(水野美紀)みたいに、 花魁から忘八の奥さんになった人もいるので、 瀬川にだって、 蔦重の妻になれる可能性はあったはずだけど、 どうして自分から幸せをつかみに行かないの? … まあ、 女のダンディズムを見せたとも言えますが、 せっかく夫の鳥山検校が、 男のダンディズムを見せて離縁してくれたのに、 意味ないじゃーーん!!(T_T) ◇ もともと、 瀬川と蔦重が幼馴染なのはフィクションですが、 鳥山検校と離縁した後の史実は不明らしいし、 蔦重に妻がいたかどうかも不明らしいので、 森下佳子がその気になれば、 いくらでも脚色し放題だったはず。 こんなに早くヒロインを退場させて、 残りの8ヶ月を一体どうするの?? もしかして、 6代目瀬川とか7代目瀬川とかを、 とっかえひっかえヒロインにするつもり? ◇ なお、Wikipediaには 「蔦屋重三郎に妻子がいたかどうかついての詳細はわかっていない」 と書かれているものの… 北尾重政の筆による『絵本吾妻抉』には、 《恵比寿に祈願する重三郎とその妻子》 の姿が描かれており、 さらには、 歴史学者安藤優一郎の書籍には、文政8年(1825年)に妻が死去したことが記されており、正法寺の過去帳に記された「錬心妙貞日義信女 文政8年10月11日」が重三郎の妻にあたると見られている。…のだそうです。 ◇ そして、 先週の「午後LIVEニュースーン」によれば、 すでに橋本愛が妻役に決まってると! 去年の10月には発表されてたのね…(^^; 本命のヒロインがいたとは知らなんだ。 ![]() でも、いまのところ、 蔦重の妻が吉原の人か市中の人かは分からない。 忘八にはみんな奥さんがいますけど、 いったいどこから嫁いできた人たちなのかしら? 吉原は「四民の外」なのだから、 市中から嫁いでくる女性なんていないよね…(^^; そして、蔦重の妻になる女性は、 初恋の瀬川を超える存在になれるのか。 そこもドラマ後半の焦点になるのでしょう。 ◇ なお、 その後の瀬川にかんして、 Wikipediaには、 喜多村信節『筠庭雑考』によれば、深川六間堀に住む深川何某という武士の妻となり2人の子を産んだ後、寡婦となった後髪を下ろして本所埋堀の大久保家町屋敷の家守をしていた大工・結城屋八五郎と連れ添い老後を過ごしたという。 …とも書かれてますから、 ドラマでも再登場はあるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.16 13:20:40
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