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まいかのあーだこーだ

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2025.04.21
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カテゴリ:NHK大河ドラマ
NHK「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。
第16話《さらば源内、見立は蓬莱》を見ました。

ドラマも面白かったけど、史説としても面白かった。



もともと、
安田顕はジョニー・デップに似てましたが、
今回ばかりはジャック・ニコルソンに見えたw

気づいたら人を殺してた!!…って、
まさにキューブリックの「シャイニング」の世界。
はじめから、
これがやらせたくてヤスケンを起用したのでは?



実際、
源内の絵を見ても煙草を吸ってるし、
アヘン中毒の錯乱状態で人を殺した、
…って可能性はあるのかも。

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なお、源内が死んだのは1780年ですが、

当時のアヘンは、
国内でも栽培されて薬用にされた反面、
煙草としては流通しておらず、
さほど危険視されてなかったらしい。

やはりアヘンが危険視されるのは、
1839年のアヘン戦争以後なのですね。
日本の遊女がアヘン中毒になるのは明治期の話。



室町時代には、南蛮貿易によってケシの種がインドから津軽地方にもたらされ、それが「ツガル」というケシの俗称となったという伝承がある。
江戸時代を通じて、現在の山梨県、和歌山県、大阪府付近などで栽培されたが、いずれも少量で高価であり、用途としても麻酔などの医療用や投獄者への自白剤などに限られていた。16世紀半ばの明朝末期に、イギリスの三角貿易によりインドから大量のアヘンが中国内に流通し始め、やがて明が滅び清となった中国からは、長崎貿易を通じて吸煙用途の安価なアヘン(煙膏)や生アヘンが知られるようになった。日本は鎖国はしていたが、海外の情報はオランダ風説書によって得ていた。
なお、国内では1822年から国内に散発していたコレラがこの年に江戸でも大流行し、蘭方医学者のポンペは患者にキニーネとアヘンの製剤を与えたことが記録されており、また典医松本良順が開国を巡る朝廷説得の心労で倒れた徳川慶喜にアヘンを処方して不眠を収めたなど一定の需要があり、日本ではまだ吸煙の習慣も定着しておらず、栽培は全国に広がっていた。
明治期
長崎、横浜などの条約港では、貿易のために集まった外国商人が居住のため使用人や料理人として中国人を連れて来ており、彼らが密輸によりアヘンの煙膏を持ち込んで問題となっていた。長崎では中国人が日本人にアヘンの煙膏を大量に売りつけ、遊女などが中毒死する事件を伝えている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/アヘン

かたや、
一橋治済は薩摩の芋を食べてましたが、
たぶん琉球〜薩摩経由で、
中国(清)の密輸品を入手してたのだな。


今後もアヘンのことは描かれるのかしら?




爪の噛み癖を利用した手袋殺人のあたりから、
すべてフィクションですよね。

今回のような説があるのか知りませんが、
森下佳子のオリジナルなら、すごい構想力。
謎の多い史実を巧みに織り込んで作ってある。
源内の死で史実として分かっているのは、安永8年11月、源内が「人を斬り殺した」として奉行所に出頭。そのひと月後の年末に獄中死した、というものです。高松藩家老、木村黙老の随筆「聞くまゝの記」などによれば、被害者はとある大名の庭の普請を請け負った町民といい、この件に関わった源内の勘違いで口論となり、逆上した源内が斬りつけたといいます。
https://artexhibition.jp/topics/news/20250420-AEJ2631632/
安永8年夏には橋本町の邸に移ったが、大工棟梁2人に秘密文書を盗まれたと酔って勘違いして刀を振り回して殺傷してしまった。切腹しようとして果たせず、11月21日奉行所に自首、投獄されるが取り調べ中の12月18日に破傷風により獄死した。享年52。
https://president.jp/articles/-/94533

時代考証の山村竜也は、
この内容でゴーサインを出したのでしょうが、
田沼意次と一橋治済のイメージを覆すものでもあるし、
専門家がどう評価するのか気になります。



田沼意知(宮沢氷魚)と、
徳川家治(眞島秀和)の死亡フラグも立ったっぽい…。

意次:下手に動けば次は俺。もしくは上様ということに…。
意知:触れた者は必ず死ぬ。死を呼ぶ手袋といったところにございますか。




田沼が、
疑惑のことを家治に話さなかったのは、
彼に危害が及ぶのを避けるためよね。

このドラマの田沼はあくまで忠義者。
でも、失脚後ほどなくして死ぬ運命です。




ちなみに来週27日は、なぜか特番らしい。


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最終更新日  2025.04.21 11:01:34


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