カテゴリ:プレバト俳句を添削ごと査定?!
夕焼けの渋滞江ノ電は疾走 和硝子の窓に江ノ電薄暑光 薫風と潮の香運ぶ江ノ電や
5月8日のプレバト俳句。 お題は「江ノ電」。 ![]() ◇ キスマイ横尾。 夕焼けの渋滞 江ノ電は疾走 掲載決定でしたが、わたしならボツ。 渋滞の脇を電車が走ってたら、 追い越していくのは当たり前。 渋滞を追い越さない電車があったらもってこい! あえて比較の助詞「は」を使うのも説明くさいし、 どちらかというと江ノ電は、 ゆったり走ってるイメージが強いので、 いまいち「疾走」という表現も似合わない。 そして晩夏の「夕焼け」は季節外れ。 ためしに、 渋滞の側を江ノ電 春夕焼 としてみました。 ◇ 梅沢富美男。 和硝子の窓に江ノ電 薄暑光 和硝子の窓を江ノ電 薄暑光(添削後) 助詞「に」は静止してる印象なので、 動的な印象の助詞「を」に添削されました。 建物と江ノ電との距離感によって、 遠景ならば助詞「の」もアリかと思うけど、 江ノ電は建物のすぐそばを走るので、 たぶん近景なのでしょうね。 ◇ 清水アナ。 薫風と潮の香運ぶ江ノ電や これは、いまいちな出来です。 江ノ電が「薫風&潮の香」を運んでるの? 香ってるのが「薫風」なのか「潮の香」なのか、 嗅覚情報はひとつに絞ったほうがいい。 たぶん「潮の香のする薫風」なのでしょうが…(^^; そして「電車が風を運ぶ」ってのも、 分かったようで分からない表現です。 ためしに、 潮の香をまとう江ノ電 若楓 としてみました。
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最終更新日
2025.05.12 15:22:45
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