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まいかのあーだこーだ

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2025.05.17
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カテゴリ:NHK朝ドラ
NHK「あんぱん」第7週。

戦時中の男女の確執をとおして、
都市と地方のちがいを対比的に描いてます。




地方では、
女子師範学校の教師はもちろん、
石屋の釜爺も、団子屋のおやじも、
みんな日本の軍国主義に疑問をもってません。

のぶは、
親友のうさ子ちゃんとはちがって、
はじめは軍国主義教育に馴染めなかったけど、

豪ちゃんが出征したのをきっかけに、
慰問袋づくりの活動を主導しはじめて、
いまやすっかり「愛国の鑑」になってしまった。



かたや、
東京の銀座あたりでは、
大正以来のモダニズムの文化があって、
国際主義的・進歩主義的な考えの人たちが多い。

東京芸術学校の先生はもちろん、
かつて銀座のパン屋に勤めてたヤムおじさんも、
日本の軍国主義に嫌悪感をもってます。

嵩も、そういう都会のモダニズムに影響を受けてる。



ところが、
地方の人間にしてみれば、
そういう都会の気取ったモダニズム文化が、
チャラチャラしたものに見えるわけですね。

それがのぶと嵩の確執になってる。


おそらく戦争末期になっても、

被害の大きかった都市部では、
早い時期に厭戦気分が強まったはずですが、
被害の小さかった地方では、
敗戦ギリギリまで勝利を信じ続けたでしょう。



でも、これは、
けっして過去の話じゃありませんよね。

戦後の日本でも、
都市では革新系の政党が支持されやすく、
地方では保守系の政党が支持されやすい。
そういう図式は変わってないし、

地方の人間は、
都市部の進歩的な価値観に反感を抱きます。

それどころか、
戦前の価値観が否定されたことにルサンチマンをもち、
あわよくば戦前の価値観を取り戻したいと考える人が、
いまだに日本の地方には存在してるはずです。



米国でも、
都市の民主党支持層と、
地方の共和党支持層が、
南北で分断した状況がずっと続いてます。

日本の二大政党でも、
都市の民主党支持層と、
地方の自民党支持層が分断するわけですが、

戦争になれば、
現代の日本でも都市と地方で賛否が割れるはず。





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最終更新日  2025.06.03 11:04:30


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