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まいかのあーだこーだ

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2025.05.22
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カテゴリ:NHK朝ドラ
NHK「あんぱん」第8週。

豪ちゃんの先々週のあさイチ出演は、
てっきりミスリードだと高をくくって、
まさか死亡フラグとは思ってなかったので、

戦死の展開はちょっと衝撃だったし、
第38話の蘭子の慟哭も強烈でした。



蘭子は、
いろんなことを我慢して背負う女性だから、
この先も幸福になる未来が見えません。

脚本の中園ミホは、これからもずっと、
彼女に不幸を背負わせていく気がする。

たとえば、
大森美香の「あさが来た」では、
宮﨑あおいばかりが不幸を背負ってました。
ヒロインが不幸を背負うと、
あまりにもドラマが暗くなりすぎるからです。

だから、
サブキャラの宮﨑あおいが一身に不幸を背負って、
ヒロインの波瑠は一貫して幸福な人生を歩んでいた。




でも、今回の「あんぱん」は、
蘭子だけに不幸を背負わせるわけにいきませんよね。
のぶだけが幸せになるなんて無理です。
姉も、妹の不幸を背負わざるをえない。

もちろん、蘭子の不幸は、
姉の責任じゃなくて時代の責任だけど、

しかし、
蘭子が不幸であるかぎり、
のぶは妹に言った残酷な言葉を、
死ぬまで後悔しつづけるはずです。

その後悔は戦後になっても消せないと思う。


史実どおり、
のぶが最初の夫と死別するとしても、
それで妹への言葉が免罪されるとも思えない。



のぶが、いずれ妹に謝まって、
蘭子が姉を憎むことなく許したとしても、
のぶの後悔が消える日はないと思うし、

しかも彼女は、これから先、
教え子を戦地へ送り出して死なせる可能性もある。

それを考えると、
のぶの戦後の人生は、
ずっと後悔を背負ったものになるはずです。



本来なら、
元気でお転婆なヒロインは、
周囲を照らす太陽みたいな存在であるべきなのに、

今回の"ハチキン"のぶの場合は、
その明るさや強さや鈍感さが、
かえって身近な人を傷つける形になってる。

そういう意味で、
今までのヒロイン像とはちょっと違います。



今回の脚本は、
蘭子だけでなく、のぶにも仕打ちを与えるような、
かなり厳しい内容のように見えるし、

その結果、
いずれ嵩が描くことになる「アンパンマン」の漫画も、
のぶの後悔を背負った作品になっていく予感がします。





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最終更新日  2025.06.03 11:04:20


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