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まいかのあーだこーだ

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2025.05.24
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カテゴリ:NHK朝ドラ
前から決まってたことだとは思うけど、
東村アキコが「あさイチ」に出演したので、
これまた永野芽郁への励ましの意味では?
…と考えた視聴者がいたでしょうね(笑)

実際、
映画「かくしか」の映像もガッチリ流れたので、

来年の大河は本人が辞退したものの、
NHKとしては不倫女優を干す意思はない、
…ってことをあらためて示した形です。



それはともかく。

朝ドラ「あんぱん」第40話。

のぶは、
はやくも軍国主義から覚めたらしい。
意外にも師範学校の影響は短かった…(^^;


「子供らに愛国を説くのも本当はつらいがです」

そんなことなら、
妹に言った残酷なセリフのことも、
はやく撤回して謝罪すればいいし、
嵩とも和解すればよかったのに!!



ドラマ的に考えれば、

ヒロインは、
敗戦後に夫と死別するまでは、
軍国主義者のままのほうがよかったと思う。
最初の夫も軍国主義者の設定にしたほうがいい。

そのほうが、
戦前と戦後の価値観の転換が際立つし、
最初の夫と再婚する嵩との違いも際立つから。



でも、これはたぶん、
史実との兼ね合いもあるのでしょう。

小松暢さんの最初の夫の総一郎さんは、
三菱の日本郵船に勤めてた人で、
きっと国際的な視野をもった人だったろうし、
軍国主義者ではなかったのでしょうね。

カメラが趣味だったのも史実のようです。



ただ、そうなると、
嵩も、次郎さんも、
思想的には大差ないってことになる。

じゃあ、のぶは、
なぜ嵩でなく次郎を選ぶのか?

たぶん、いちばんの決め手は、
大好きだった商船乗りの父の姿を、
次郎に重ねたってことでしょうね。

そう考えれば、
この展開も理解できなくはありません。



なお、
今回のドラマの登場人物の多くは、
アンパンマンのキャラクターに重ねられてて、
次郎さんは「食パンマン」だと言われてます。
ドキンちゃんの憧れの男性だそうです。

…ってことは、
のぶ=ドキンちゃん
次郎=しょくぱんまん
嵩 =アンパンマン

という図式になってるわけね。

つまり、ドキンちゃんは、
はじめは食パンマンに惹かれるけれど、
最終的にはアンパンマンと結ばれるってこと。



ちなみに、
名前から察すれば、
以下のような対応関係になります。

やむおじさん=ジャムおじさん
羽多子=バタコさん
釜爺 =かまめしどん
くら婆=おくらちゃん
結太郎=おむすびまん
千代子=チョコレートパンマン
うさ子=ウサ子
黒井雪子=くろゆき姫
辛島健太郎=カレーパンマン


そして、
名前は似てないけど、
以下の対応関係も確実視されてる。

のぶ =ドキンちゃん
蘭子 =ロールパンナ
メイコ=メロンパンナ
嵩  =アンパンマン
次郎 =しょくぱんまん



以下は、脚本の中園ミホの話です。

― ドキンちゃんは暢さんをモデルにしているのではないかというお話がありますが、登美子(松嶋菜々子)にもドキンちゃんの要素が入っているように感じました。
中園:やなせさんがいろいろなことをおっしゃっているのですが、お母さんと暢さん両方がドキンちゃんのモデルであるということは、2人は似ていたんだと思います。バタコさんのモデルが暢さんであるということもどこかでおっしゃっていたらしく、ドキンちゃんみたいな好奇心が強くてわがままな部分とバタコさんのような優しく支えていつもニコニコしている部分、暢さんにはどっちの要素もあったのだと感じました。
― 「あんぱん」の中でも「アンパンマン」のキャラクターを反映させている部分は出てくるのでしょうか?
中園:実は私の初稿には全部「このキャラクターはロールパンナ」など、本当に小さい役でも全部「アンパンマン」のキャラクターたちに当てはめて描いてあります。それは私の趣味の世界で楽しいのでやっているのですが、最近いろいろと推察されているらしいですね(笑)。釜じい(吉田鋼太郎)と天宝和尚(斉藤暁)、団子屋の桂万平(小倉蒼蛙)は、かまめしどん、てんどんまん、カツドンマンです。朝ドラの執筆は大変なので、そんな楽しみ方をしながら一生懸命描いています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d0c56996a480a6ee05a1424d647002d8dbaff416




ただ、
正直いって、今回のドラマは、
いまひとつ史実とフィクションの兼ね合いが、
うまくいってないところも多いと感じます。

いまさら言うのも何だけど、
とくに序盤は不自然な設定が多すぎて、
わたしはあまり乗り切れてなかったのよね…(^^;

アンパンとの結びつけ方が、
あまりにも強引すぎたからです。



いちばん無理があったのは、
実家の石材屋がパン屋をはじめたこと。

石材屋だったから、
パン焼き窯を作ることが出来たって話。
(そのために石材屋という設定にしたわけよね)


釜爺がケガをした際の、
一家の奮闘のエピソードとしてなら、
それも許容はできたのだけど、
さすがに10年以上も経営が維持できるはずはない。

もともとヤムおじさんは、
放浪しながら物珍しさを売りに高値で商売してたわけで、

よほどパンの需要が高まったとか、
金持ちの固定客がたくさん確保できたとかじゃなきゃ、
地方に定住して黒字を出しつづけるのは不可能に思える。

それどころか、
売上が材料費を下回って赤字になれば、
石材屋の収入だけで、
居候のヤムおじさんまで養わなきゃならない。

まさかヤムおじさんは、
釣った魚だけで生きてるわけじゃあるまいし。
(ちょっと妖精っぽいキャラではあるけど)




アンパンがテーマだから、
何としてもパンに結びつけたいのは分かるし、

戦争末期には、
材料の仕入れが難しくなったり、
敵性文化のパンを販売できなくなったりと、
そういうエピソードに繋げたいのも分かるけど、

あまりにも設定が強引で雑すぎます。



もうひとつ無理があったのは、

ヒロインが短距離走を得意にしてた史実を、
パン食い競争で男子に勝った話に変えたこと。

足の速さで勝つのならともかく、
今田美桜みたいに顔の小さくて小柄な女子が、
パン食い競争で大きな男子に勝てるはずがない。

そもそも足が速い設定とは、
まったく無関係なエピソードになっちゃってるし。



さらに付け加えると、

嵩の幼い弟だった千尋が、
実母のことを覚えてるのに、
養父母に気を使って忘れたフリをしてた、
…って話にも無理がありました。

わずか6才の子供が、
いくら頭がいいとはいえ、
実母を忘れたフリなんて出来るわけがないし、
わざわざそんな設定にする必要もない。

そういう不自然さが、
ところどころで目についてたのよね。



まあ、
細かいといえば細かい部分なので、
そこらへんは大目に見ながら、
今後も視聴は継続していくつもりです。





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最終更新日  2025.06.03 11:04:05


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