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まいかのあーだこーだ

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2025.06.10
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いまさらですが…
U-NEXTでシーズン1第1話の「パズル」を見ました。
今月末に由貴ちゃんのライブがあるので1ヶ月見放題プランを買ったのです。

わたしは第2シーズンからしか見てないので、
初期設定をいまいち知らなかったのよね…(^^;

最初のエピソードには、
いろんな基本情報が詰め込まれてました。



なお、
U-NEXTには吹き替え版がないので、
字幕でフランス語版を見るのだけど、
なんだかぜんぜん違うドラマみたいです。

じきに慣れましたが…。

第1話は90分の内容。
もとはパイロット版として放送されたものらしい。
まだテツオもアルチュールも出てきてないし、
バシェール警視正は別の俳優が演じてる。

社会力向上クラブは、
はじめは「自閉症友好会」だったようです。



自閉症は病気ではなく、
むしろ健常者より優秀だったりするのだけど…

14ヶ国語も話せるのに、
何語を話してもバカっぽく見えてしまい、
知的障害者に誤解されると悩んでる人もいるし、

他人と共感できなかったり、
お茶を濁したりお世辞を言ったりできないせいで、
しばしば健常者とのあいだに確執も生まれてしまう。

かといって、
相手に合わせて無理をしすぎると疲労してしまう。


社会力向上クラブは、
そんな自閉症の人たちが情報交換しあうことで、
健常者とのあいだで問題が生じる理由を可視化し、
双方の特性や違いを理解する場のようです。



社会力向上クラブのウィリアムは、
コンピュータの操作が得意なんですね。


いきなりハッカーとして捜査に協力し、
ラファエルから列車旅行をプレゼントされてました。

現在は、
もっぱらノラがハッキングの仕事をしてますが。



ウィリアムの話によると…

アストリッドの特性は、
未完成パズルを解くのが好きでたまらないこと。
それが長所でもあり短所でもある。

第1話では、
フルニエ先生が解けずにいたルービックキューブを、
気づかれないうちに一瞬で完成させてました。

パズルにかぎらず、
未完成な状態のものを見ると、
完成させずにいられなくなるらしい。


警視正の机を整理したがるのも、
そういう性格のためですよね。


そして、
ラファエルの机が乱雑なのはもちろん、

レストランでは、
スイーツのソースのかけ方が規則的でないのも、
アストリッドは気になってしまうw



子供のころのアストリッドは、
父親が自宅に持ち帰った犯罪資料に興味を示し、
犯罪科学を教わるうちに、
真相を解明する楽しさを覚えてしまったのだと。




犯罪資料局の仕事は天職なのですね。

ラファエルが資料を請求したとき、
頼んでもない関連資料まで出してきたので、
ラファエルは彼女の能力に気づいたのでした。



規則性を好むアストリッドは、
遅刻するのもルーティンが乱れるのも苦手。

カフェテリアでは、
お決まりの席に他のお客さんが座ってると、
そこが空くまで隣の席で待ってるらしい。

ラファエルが、
拳銃を見せて強引に客をどかせていたのは、
さすがにどうかと思いましたが…(^^;


他人に触られるのは苦手なのに、
他人が座った直後の椅子に座るのは平気なのね。

ちなみに、わたしは、
他人の体温が残ってる椅子に座るのが気持ち悪くて苦手w



自閉症の人の性癖は健常者にも分かるところがある。
ルーティンにこだわるのも珍しいことじゃないし。

自閉症の人と健常者との違いは、
たぶん程度の差なのだろうなと思います。

本来、人間は、
自閉症の人のように、
膨大な情報を細部まで正確に記憶したり、
驚異的な集中力を発揮する能力を秘めてるのかも。

それが進化の過程で淘汰されたのではないかしら??

自然界のなかでも、
あまりに優秀すぎるより、
ほどよくバカなほうが生存競争に有利なのかもしれません。



第1話には、
ラファエルの元夫も登場してました。

アストリッドの話によると、
ラファエルが仕事に猛進しすぎたために、
息子テオの親権を失ったようです。
そのうえ面会の約束もすっぽかしてる。


ラファエルの代わりに、
アストリッドが叔母のふりでテオを迎えに行きます。
テオに触られるのは平気みたいですね。

日本のお寿司の話も出てきました。

テオはお寿司が好きそうですが、
アストリッドは生魚が苦手だそうです。





以下は事件の真相ネタバレ!

16才のときにレイプ被害に会い、
姉を殺されたコロンビア人の女性が、
復讐のためにフランスへ渡り、
加害者の3人の男たちを突き止め、
薬物を使って自殺に追い込んだ…という話。

加害者のひとりは、
かつてアストリッドを担当した児童精神科医でした。

女性が復讐に用いたのはスコポラミン。
ハイチのブードゥー教では「悪魔の吐息」と呼ばれ、
コロンビアでは「ブルンダンガ」と呼ばれ、
ナチスも自白剤として利用した強力な麻薬です。


シーズン5にも出てきたブードゥー教のネタが、
最初のエピソードから使われてたんですね。

ブードゥー教信者の黒人女性は、
違法な医療行為や無許可の動物飼育などで、
ラファエルの部下から尋問を受けてましたが、

ラファエルは差別的な不当逮捕だと彼女を解放し、
その代わりに魔術の手口を聞き出したみたいです。



…とはいえ、

16才で被害にあった女性が、
スペイン語圏のコロンビアから単身でフランスに渡り、
加害者の男性たちを突き止めてひそかに接触し、
ブードゥー教の魔術師みたいに自殺へ追い込むってのは、
いささかファンタジックすぎる犯行だという気がします。

そんなことが出来たら、
殺人罪を立証できませんよね。
実際は手を下してないのだから。

それどころか、このエピソードの場合、
殺人だけでなく、
薬物の使用も、大金の横領も、
何も立証できないまま完全犯罪になるのでは??



まあ、
悪いのは加害者の男たちだから、
それでも全然いいのだけど。

ニコラが3人目の自殺を防げなかったおかげで、
女性の復讐は完遂された形です。
3人目のマルコムは死んでないけど、コロンビアで裁かれるらしい。

なぜ自殺の現場に、
姉の名前でもあるカトレアの花や絵画を置いたのか。
その理由はよく分かりませんが、
警察への挑発というよりも、
何かしら儀式的な意味合いだったのでしょうね。

殺された姉の魂に、
復讐を見せるためだったのかもしれません。


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最終更新日  2025.06.10 23:38:38
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