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カテゴリ:宮崎あおいちゃん
テレ朝「ちょっとだけエスパー」第5〜6話。
内容がいっきに考察系っぽくなりました。 ◇ 文太ぶんたが自殺をしたのはバーチャル世界で、 現実には生きてたわけですが… 文人ふみと(=兆)は現実世界で死んでしまって、 いまはバーチャルな状態で存在してるのね。 でも、 死者をAIで再現してるわけでもなく、 30年後からのデータ送信で出現してるらしい。 つまり、 未来の医療技術で蘇生したってことなのかな? ![]() ◇ 結局のところ、この物語って、 時間操作にともなうパラレルワールドの話よね。 かつて四季の夫だった文人=兆は、 ほんとに死んでしまったのだろうけど、 未来の蘇生技術でよみがえったために、 そこで妻との再会を果たそうとしてる。 …かりに「1万人救う」って話が事実だとしても、 やはり真の目的は、 その1万人の死者のなかに含まれる妻を、 自分のいる未来まで延命させることなのでしょう。 けれど、 そのための時間操作は、 別のバタフライエフェクトを生んでしまうので、 「1000万人の死をもたらす」 って話も、やはり一面の真実なのだろうと思う。 ◇ さまざまな未来人が、 利己的な目的のために過去を操作してるなら、 これはもう、 どっちがヒーローでもないし、 どっちがヴィランでもありません。 強いていうなら、 歴史を操作させないタイムパトロール的な存在こそ、 本物のヒーローって結末になるのかも。 ◇ ちなみに… これまで宮﨑あおいは、 自分の出演作をかなり選んできたと思うし、 とくに民放では、 ほぼ主演らしい主演をしてこなかったけど、 今回のドラマは、 そんな彼女のお眼鏡に適ったというより、 はじめから野木亜紀子が、 《宮﨑あおいありき》でアテ書きしてるのでは? …と感じさせる内容になってます。 この役って、 新垣結衣にも、石原さとみにも、 ちょっと代替できない気がするのよね。 宮﨑あおいでこそ成立する物語なのです。 ◇ SFではないけれど、 じつは宮﨑あおいの映画デビューって、 大林宣彦の尾道作品だったんですよね。 見たことないけど!…(^^; 野木亜紀子は、 そのことを念頭に置いて、 宮﨑あおいのためのSFを書いてるのでは? …と思えてならない。 かりに、 時間操作によるパラレルワールドが消滅して、 文太と四季のあいだに育まれた愛情も、 それと同時に消滅してしまうのだとしたら、 それって、かつて大林宣彦が、 「時をかける少女」で追求したテーマと同じ。 その宮﨑あおい版ってことになるからです。 ◇ ただし、今作の場合、 いちど作られたパラレルワールドは、 完全に消去されてしまうわけじゃなく、 むしろ、 文人=兆の目的のほうが、 達成されずに失敗に終わりそうな予感。 …まあ、 未来で生身の体での再会はできなくとも、 ホログラムの形でなら、 時空を超えて意思疎通ができるのだから、 そこでお互いの運命を受け入れながら ある種の遠距離的関係を続けるってことも、 たぶん出来なくはない。 それが幸福か不幸かは分からないけれど。 ![]()
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最終更新日
2025.11.27 09:07:53
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