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カテゴリ:音楽・映画・アート
昨年末のせかくら。
5月に放送した、 ニューヨークとニュージャージーの比較につづいて、 ▶ https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/202506130001/ テキサスとカリフォルニアの比較をやってました。 ▶ https://www.tbs.co.jp/sekakura/archive/20251217/ ◇ カリフォルニアの人たちは、 テキサスのことを気にもしてないけど、 テキサスの人たちは、 カリフォルニアの連中が気に入らない様子w その話のなかには、 カリフォルニアのギャルを意味する「Valley girl」 縁故主義(コネ)を意味する「Nepotism」 ヴィーガン対応の施設などに使う「Vegan Friendly」 …などの耳慣れない言葉も出てきました。 — まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) January 14, 2026 ダストボウルの時代には、 テキサスからカリフォルニアへの難民がいたわけだけど、 現在はむしろ税金対策のために、 カリフォルニアからテキサスへの移住が増えてるらしい。 昔も今も、 都会のリベラルなカリフォルニア人は、 保守的なテキサス人を田舎者と見なすんでしょうね。 …でも、 テキサス人を意味する「Texan」を、 (カリフォルニア人による蔑称かと思ってましたが) 彼らは自称として誇らしげに使ってるっぽい。 その点で、 「Okie」(オクラホマ人)や、 「Arky」(アーカンソー人)とはニュアンスが違うのかも。 ◇ 基本的にテキサスの社会は、 メキシコ系にもアジア系にも寛容だと思うけど… その一方で、 黒人差別撤廃を訴えたケネディを、 ダラスで暗殺した過去もあるし、 メキシコ移民排除を訴えるトランプを、 熱烈に支持してる現状もあります。 おおらかでウェルカム精神が強く、 よそ者にも寛容なはずのテキサス人が、 カリフォルニア人を悪しざまに言うのにも、 それ相応の歴史的・社会的な背景はある。 ◇ テキサスには、 保守的でマッチョなイメージがありますが、 わたしは意外に、 (ノラ・ジョーンズやビヨンセがテキサス出身なのもあり) 男まさりでカッコいいテキサス女に憧れるのよね。 ◇ 分かりにくい北米史を、 地図で簡潔に説明してくれたのもありがたい。 — まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) January 14, 2026 この地図で解説してるのは、 米国がテキサスを併合した1845年までですが、 その3年後の1848年に、 南部国境をめぐって米墨戦争になり、 カリフォルニアを含む西部一帯が米国領になって、 その直後にゴールドラッシュが起きます。 ◇ そもそもテキサスが独立したのは、 メキシコ政府が人口不足を補うべく、 米国から大量の移民を受け入れた結果、 英語圏のアングロサクソン社会に変貌したから。 ゴールドラッシュが起こったカリフォルニアにも、 アングロサクソンの米国人が大量に流入します。 カリフォルニアはテキサスにくらべて、 スペイン語話者の割合は多かったはずですが、 基本的にはアングロサクソンの社会に変わってしまう。 ◇ だから、おなじ南部でも、 ルイジアナとテキサスとではまったく違います。 湿地帯の広がるルイジアナでは、 フランス系白人が経営するプランテーションで、 黒人奴隷と混血したクレオールが生まれたけれど、 乾燥地の広がるテキサスは、 アングロサクソンによる牧畜経営が中心だったので、 黒人奴隷の数が相対的に少なく、 奴隷を所有したとしても混血することは少なかった。 … 奴隷解放前のルイジアナは、 大規模なプランテーション農業と、 ニューオリンズの港湾経済で優勢だったものの、 奴隷解放後は、 テキサスにアングロサクソン系の起業家が多いし、 税制優遇で大企業も誘致してるから、 経済規模においてルイジアナを圧倒してます。 ◇ なお、 ケイジャンの末裔でもあるビヨンセは、 テキサスのカウボーイ文化をテーマにして、 カントリーミュージックの作品を発表しましたが、 奴隷制以前も以後も、 黒人のカウボーイは存在したわけなので、 テキサス出身のR&B歌手には、 カントリー音楽に取り組む必然性もあるのよね。 ◇ 番組には市川紗椰が出演してました。 本人はデトロイト出身だけど、 父親がナッシュビルの出身だそうで、 親戚もみんな南部にいるとのこと。 わたしは勝手にドイツ系かと思ってたので、 これはちょっと意外でした。 調べてみたらチェロキー族の血を引いてるそうです。 ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.01.19 10:51:44
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