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まいかのあーだこーだ

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2026.01.23
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カテゴリ:メディア問題。
TVerの滑り込みで、
日テレの「仮装大賞」と「歌唱王」を見ました。

仮装大賞をしっかり見たのは数十年ぶり。
慎吾が司会になってからは初めてだったかも。
歌唱王を見るのは、たぶん初めてです。

前者は萌歌が審査員で、
後者は萌歌が司会だったからですが、
そうでもなければ見なかった番組ですね。



どちらの番組も、
(優勝者に異論はなかったけど)

落選者の採点には不満をおぼえました。

そしてXを見たら、
みんな同じことを呟いてる。

仮装大賞のほうは、
UFOや闘牛士のパフォーマンスが、
とてもセンスがあって面白かったのだけど、
なぜかどちらも不合格だったのよね。


もともと仮装大賞は、
素人のコンテストという性格上、
実力主義的な評価をする番組ではなく、
どちらかといえば、
努力賞的な評価になりがちな番組だけど、

ぶっちゃけ、
みんな努力してることには違いないわけで!

そうなると審査員たちは、
「じゃあ誰を不合格にすべきか?」
…みたいことを考えざるを得なくなる。

いくら努力を評価するにせよ、
番組の体裁上は全員合格にもできないし、
やっぱり一定の不合格者は出さねばならないw



実際、今回は、
数人しか不合格者がいなかったけど、

子供や老人を不合格にするのは忍びない、
…みたいな配慮がはたらいた結果、
必然的に不合格になるのは、
常連の男性ばかりになってしまうわけです。

しかし、その結果として、
視聴者にも不公平感が伝わって、
審査員に疑念の目が向いたり、
他の合格者にまで怒りの矛先が向いたり、

…みたいな本末転倒になっているw



仮装大賞は、
町内の演芸大会みたいなホンワカ番組だから、
あえてシビアな実力主義にする必要はないと思う。

とはいえ、
ひたすら努力賞的な評価に偏れば、
結局のところ誰も不合格には出来なくなるし、

子供や老人に配慮するあまり、
「不合格にしてもよさそうな人」を選んだ結果、
常連の男性ばかりを不合格にすれば、
それはそれで採点の不公平さが目立ってしまう。

これを改善するためには、
審査員の持ち点を制限して、
全体の半分ぐらいまで不合格者を増やして、
たとえ子供や老人でも、
不合格になるのを避けられない形にするとか、

なんらかの仕組みを考えるほかありません。



コンプラ的な配慮をしすぎた結果、
かえって炎上を招いてしまうってのは、
なにやら社会学の研究テーマになりそうな事例です。





かたや「歌唱王」のほうは、
パフォーマンスの順番が採点に影響してました。

たしかに優勝した10才の少年は圧倒的だったし、
その採点に異論は感じなかったけど、

それと同じくらいに魅力的だったのは、
いちばん最初にMISIAの曲を歌った、
ハイトーンボイスの男性だったのです。

でも、その人は点数的に最下位だった。



ひとりひとりを、
リアルタイムで採点していく方式なので、

番組的には、
後の出場者が前の出場者を追い抜くところに、
ドラマティックな展開が生まれるし、

審査員は、
どうしても序盤の出場者の点数を抑えがちになる。

…となると、
必然的に先に歌う人が不利になるのよね。



しかし、だからといって、
上手な人を後回しにしたら、
視聴率に悪影響を及ぼしかねないから、

序盤で視聴者を繋ぎとめるためにも、
まずは上手な人から先に歌わせねばならない、
…みたいなジレンマもあるわけでしょう。

公平な採点をするには、
最後にまとめて点数発表すればいいのだけど、

やはり番組的には、
そのつどリアルタイムに採点することで、
採点そのものにドラマが生まれるようにしたい、
…みたいな目論見もあるわけよねw



しかし、
そういう配慮や目論見が、
かえって視聴者の不興を買った結果、

場合によっては、
出来レースなのでは?…という疑念を生み、
審査員や勝者への怒りに火をつけてしまう、
…みたいな本末転倒を招いてしまう。




こうした日テレの番組を見るにつけ、

わたしは、
読売新聞の橋本五郎の顔が目に浮かぶんだけど、
余計な配慮で全体を統制しようとするのは、
結局のところファシズムと同じなのです。

そして、
その配慮が浅はかであればあるほど、
かえって不幸な結果を招きかねません。

なので、制作者には、
より高いレベルの知恵が必要とされる。

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最終更新日  2026.01.23 09:08:27


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