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カテゴリ:NHKよるドラ&ドラマ10
NHK「テミスの不確かな法廷」第3話。
今回は一話完結じゃないのね。 相手側の企業弁護士は、 探偵に犯罪まがいのことまでさせて、 スラップ訴訟を仕掛けてきてます。 相手側に取り込まれた内部告発者を、 ふたたび証言台に呼び戻せるでしょうか? … そして小野崎(鳴海唯)は、 冤罪死刑事件の裁判に挑もうとしてる。 — まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) January 21, 2026 ◇ 今回の冒頭シーンは、 アストリッドの社会力向上クラブみたいな、 ASD患者によるグループケアのワークショップ。 https://www.nhk.jp/g/ts/32VWPKM6NX/blog/ わたしはスペクトラムの意味を、 いまいち理解してなかったんだけど、 要するに「グラデーション」みたいなこと? ![]() 調べてみると、 症例が多様なだけじゃなく、 健常者とも明確な線引きは出来ないらしい。 ◇ アストリッドも、 「ASDは病気じゃないから治らない」 と言ってましたが、 社会生活に支障を来すのは、 おもに環境への適応・相性ゆえであって、 障害といっても「病気」や「欠陥」じゃないし、 発達障害といっても「未発達」という意味じゃない。 いわば「脳の発達のしかたの特性・傾向」なのですね。 端的にいえば先天的な個性なのだと思う。 ◇ 実際のところ、 非言語コミュニケーションが苦手で、 他人に共感して空気を読んだりできず、 冗談も字義どおりに受け取ってしまう…とか、 特定のタスクにこだわりすぎて、 環境や状況の変化に柔軟に対応できず、 複数のタスクも同時にこなせない…とか、 貧乏ゆすりなどの振戦動作をしてしまう…とか、 そういうことは、 程度の差はあれ健常者にも普通にあります。 ◇ 自閉症スペクトラムの人は、 暗黙の一般常識的なふるまいや、 場の空気を読んだ対応が苦手だけれど、 逆から見れば、 常識や空気に左右される健常者の行動が、 社会的な問題の要因になることも多いわけで、 そう考えると、 どちらが「障害」とも言い切れないし、 むしろASDの人の優位性を認めるべきケースがある。 ◇ ドラマでは、 苗字のちがう結城という父親が、 息子にASDのカミングアウトを認めず、 安堂(松山ケンイチ)も、 自分に裁判官の資質があるのかどうか、 みずから疑いはじめてるわけですが… ![]() 適材適所の考え方に立てば、 ASDのポテンシャルを社会に活かす発想が必要。 健常者の人のなかにも、 ASDの特性をもつ人は潜在してる可能性が高い。 もしかしたら、 うつ病患者のなかにも、 社会生活や労働環境に適応できず、 挫折したASDの人がかなり潜在してる気がします。 ◇ 自閉症スペクトラムを、 障害でなく人的資源と捉え直す発想が、 学校や企業にも、医療現場にも必要で、 その人口規模によっては、 イノベーションのためにも、 労働力不足を補う経済再生のためにも、 増大する精神疾患への対策のためにも、 ASDのポテンシャル活用を、 国家的な施策として取り組むことが、 必要になってくるんじゃないでしょうか? ![]()
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最終更新日
2026.01.24 10:10:43
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