カムカムエヴリバディ最終回…&「Sunny Side」の歌詞について。
えええ~?のぼるは?稔にそっくりの雉真昇は???スピンオフまで待てってこと??SixTONESのスケジュールが合わなかったとか??納得いかな~いっ!!!のぼる~!!(T◇T)(T◇T)…いや、桃太郎と孫きぬの結婚はいいとして、モモケンとすみれの結婚も、まあいいとして、期待してたのは、ベリーとチンピラの結婚とかじゃなかったのよ…(T_T)雉真昇の登場だったのよ。ここまで周到にあらゆる伏線を回収しておきながら、肝心のところをスルーですか…。◇けっこう予想がハズレたよ。他にもいろいろと。★雉真昇の登場がなかった。※勇似なのか稔似なのか分からない(笑)。★風間俊介の再登場がなかった。※たんなる咬ませ犬で終わった?★3人の和菓子職人も消息不明のままだった。※彼らがいなきゃ「(株)たちばな」はあんこ作れないでしょ。★五十嵐とロバートについては想像におまかせ?※それもちょっと寂しい。★雉真野球部とシアトルマリナーズは対戦しなかった。※イチローも登場しませんでしたね(笑)。★安子とアニーはシアトルで出会っていなかった。※つーか、同一人物でしたね(笑)。平川唯一の娘でもなかったし。★「I Love You」と言ってたのはひなたじゃなかった。※るいでしたね。考えてみりゃそうですよね(笑)。…う~ん、片桐春彦(=風間俊介)さんも、そんなに悪い人じゃなかったんだけどねえ。なんだか気の毒だから、下の動画を貼っておきますね。#カムカムエヴリバディ #カムカム #風間俊介 #片桐春彦 pic.twitter.com/Qp86tDlyht— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) April 8, 2022 ◇まあ、最終回は「伏線回収総ざらえ」って感じで、やはり感動のピークは昨日だったと思う。…そういう意味も含めて、最後に、このドラマの重要な軸になっていた、「On The Sunny Side Of The Street」の歌詞について、すこし振り返っておきましょう。もともと英会話をテーマにした物語だったので、この英語の曲についても、とくに細かい解説も和訳もなく、しれっと演奏したり歌ったりしていたけれど、その歌詞のなかには、いろんなメッセージが隠されていたように思います。◇まずは、るいが昨日のジャズコンサートで歌った部分!これは、たぶん、ドラマのなかでは初めて出てきたところで、安子がるいに歌って聞かせたり、るいがジョーと一緒に歌ったり、ひなたに歌って聞かせたりしてた箇所とはちがう。この部分の歌詞は、るいが母と再会するシーンだからこそ、とくべつな意味をもった内容だったと思います。◇るいは、ジョーの「きっとお母さんに届くよ」という言葉を信じ、ひなたが安子を連れ戻せるかどうかは分からぬものの、おろしていた前髪を上げて、ひたいの傷を見せつけるようにして、自分の名前にも因縁のある「Sunny Side」を歌いました。そして、ついに52年ぶりに安子が姿を現したとき、るいは、母にむかって、次の歌詞を叩きつけたのでした。I used to walk in the shadeWith those blues on paradeBut, I'm not afraidMy rover crossed overIf I never had a centI'd be rich as RockefellerWith gold dust at my feetOn the sunny side of the street昔のわたしは葬送行進のブルースを歌いながら日陰ばかりを歩いていた…でも、生き方を変えてからはもう何も怖くなかったわ!たとえ一文無しでもロックフェラーみたいな気分だった!ひなたの道を歩けば足元の土埃さえ金色に輝いたもの!I used to walk in the shadeWith those blues on paradeBut , I'm not afraidThis rover crossed overIf I never had a centI'd be rich as RockefellerGold dust at my feetOn the sunny side of the street #カムカムエヴリバディ #カムカム pic.twitter.com/9Ssp6Q3o1Z— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) April 8, 2022 つまり、るいは、ひたいに傷を負って、母にも捨てられたけれど、「わたしはちっとも不幸じゃなかった!」と歌いおおせたのでした。それが、母に対する答えだった。るいが自分の生き方を変えたのは、岡山を捨てて大阪に出てきた時とも言えるし、ジョーにすべてを受け入れてもらった時とも言えるし、あるいは、絶望したジョーを救った時だったともいえる。結局のところ、自分の人生を選び、自分の人生を決めるのは、よくもわるくも、親ではなく、自分自身なのですよね。しかし、同時に、彼女の心をつねに導いていたのは、「ひなたの道を歩けば人生は輝く」という幼いころの母の教えでもあった。◇もともと、安子がるいに歌い、るいがジョーと一緒に歌い、ひなたにも歌って聞かせていたのは、いつも「Sunny Side」の冒頭の部分でした。Grab your coatGrab your hat, babyLeave your worries on the doorstepJust direct your feetOn the sunny side of the streetCan't you hear a pitter-pat, babe?And that happy tune is your stepLife can be so sweetOn the sunny side of the streetコートと帽子を手に取って悩みごとは玄関先に置いて明るい表通りへ踏み出しましょう愉快な音が聞こえてくるでしょう?あのハッピーな曲に合わせて歩けば明るい表通りの人生はこんなにも優しい…ちなみに、ここまでは、すべてわたしのテキトーな翻訳なのですが(笑)ドラマでは、最後の部分を、次のように訳しています。聞こえる?あの楽しげな音あれは幸せな君の足音ひなたの道を歩けば、きっと人生は輝くよ!Can't you hear a pitter-pat, babe?And that happy tune is your stepLife can be so sweetOn the sunny side of the street #カムカムエヴリバディ #カムカム pic.twitter.com/VJ9R9vF393— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) April 8, 2022