2013/01/05(土)01:53
アドレスのお色直し。
新年早々、前からやろうと思っていたアドレスのカウル修理をやってみた。
あれ、スクーターなので、カウルじゃないね。
正確には、フロントフェンダー?
もしくは、フロントの泥よけ?
まあ、どうでもいいわ。
んで、バキバキと取り外して、裏側からパテで補修。
そのままだと、すぐに割れる可能性があるので、FRPシートで覆っておく。
このあたりの作業は、FRPのきれっぱしが飛び散るので、ものすごくイヤ。
後で、痛痒いんだよね。
なので、さっさとパテで上から覆ってしまう。
FRPが見えなくなると、思わずザマーミロと言ってしまう。
まあ、そんな気分になるのだ。
裏側からの補強が終わったら、表側からパテ修理。
絶対に1回では済まないので、気長にやっていく。
んが、気温が低いせいか、ぜんぜんパテが固まらない。
説明書を読んでみると、気温10度以下では、ほとんど硬化しないらしい。
アカンやん、このパテ。
仕方が無いので、ダンボールで簡易の塗装ブースを作って、その中で作業する。
ああ、メンドクサイ。
それでも、3回ほど塗り重ねたら、凸凹が分からなくなった。
その後、完全硬化させるために一晩放置。
素人塗装は、急いだら負け。
プロみたいに納期がある訳じゃないからね。
これは素人の強み。
んで、翌日になってから塗装。
今回使うのは、ソフト99とホルツの補修用スプレー。
ホルツのスプレーは、バンパー可と書いてあるだけあって、樹脂との相性が優秀。
なので、アドレスの樹脂パーツは、もっぱらホルツのスプレーを使った。
これだと、プライマー無しで吹いても、きれいに仕上がる。
それと、アドレスV100はトランクがスチール製で、フレームに溶接されている。
この部分は、ソフト99のプライマーを下地に使った。
しかし、構造的にトランク部分が外せないって、どんな設計やねん。
まったく、これだからスズキは(以下略
んで、バラした外装の樹脂パーツを塗って行く。
しかし、複雑な曲面をしているので、けっこう塗料を使う。
うわ~、めっちゃメンドクサイ。
あまりのもメンドクサイので、仕上げのキャンディレッドはやんぴ。
下地の銀色のままでええわ。
ってな具合で、けっこうなげやり。
どうせ、バイク王の下取り価格が3千円のアドレスだからね。
んで、銀色に塗ったところ、両サイドのカバーが、魚そっくりなのを発見。
タチウオみたい。
まあ、どうでもいいけどね。
そんでまあ、テキトーに塗ったら、仕上げにウレタンクリアーを吹いておく。
ウレタンクリアーの缶スプレーは、ソフト99とイザム塗料から発売されている。
両方とも3千円ほどするけど、やっぱキレイ。
皮膜の透明感が、ラッカークリアーよりも数段上。
個人的には、イザム塗料の方が使いやすい。
まあ、昔からあるからね。
そんでまあ、コイツをバフーと吹いたら完成。
んで、最終的に使ったスプレーが9本。
スクーターを塗ろうと思ったら、けっこう使うね。
それと、小さな部品で試し塗りしたイメージと、完成した時のイメージが結構違う。
スクーターの場合、塗る面積が大きいので、けっこう印象が違ってくる。
今回は、ガンメタっぽい色で塗ってみた。
小さい部品に塗ると、モデルガンみたいで、クールで精悍なイメージ。
しかし、ボディ全体に塗ると、なんか老人っぽいカラーで、地味な印象。
アレレ?ぜんぜんちゃうやん、となってしまった。
う~ん、なかなかイメージ通りにはいかないね。
それと、スクーターの複雑な曲面は、ほんと大変だった。
磨くのも、塗るのも、脱脂するのも、ほんとメンドクサイ。
正直、スクーターの塗替えは、二度としたくないと思った。
ってな具合で、キャンディレッドのアドレス号が、老人シルバーになってしまった。
これは、アドレス号と老人になるまで付き合えと云う、神の啓示なのかな?
だとしたらイヤだなあ。
やっぱりパッとしないアドレスは、色を変えてもパッとしないね。