2016/03/24(木)20:39
BTOパソコンの中身ごっそり交換したけど非推奨。
今回は内容が濃いです。
基本、以下の行為は非推奨。
マネして損害が発生しても、当方は一切知りません。
「HDDパーティションって何、それって美味しいの?」
みたいな人は、真似しちゃダメダメ。
昨年末からPC絶不調。
このPCは、パソコン工房のBTOパソコン。
2011年に購入したので、丸々5年程使った事になる。
クーラーマスターのHTPCケースで、とてもお気に入り。
症状は、CD-Rの書き込みが不安定。
ドライブ交換しても、完治しない。
その後、放置していたら、ついにDVDを認識しなくなった。
これは多分、マザーボードのATAコントローラーが原因。
マザーボードは、ECSのG41T-M6 Ver1.0。
放置していると、そのうちHDDがダメージを受けて修復不能。
PCは、このパターンの故障が多い。
と云う訳で、マザーボードの新調。
買ったのは、ASUSのB85M-G。
CPUも新調する必要があるので、一緒に購入。
買ったのは、インテルのCORE i3-4170のボックス版。
ついでに、SSDも購入。
OS起動用で、プレクターのM6V 128GB。
なお、プレクターのSSDにはマウンタが付いてなかった。
やむなく、ジャンク箱から適当なマウンタをサルベージ。
ついでに、光学ドライブも新調。
日立製のバルク品。
これらは全部、近所のパソコン工房で購入。
お値段は、まとめて3万円でお釣りが来るくらい。
なお、メモリは旧PCからの使い回し。
DDR3-1333で、2GB2枚で合計4GB。
OSがwin7の32ビットなので、これ以上は必要なし。
32ビットOSだと、これ以上は認識しない。
なお、購入に際しては、店員さんに使用目的を告げて相談。
これ、とても大事だと思う。
最新のPC事情を把握するのは、とってもタイヘン。
正直、そんなに興味も無いしね。
だったら、メーカー製PCでええやん。
とも思うんだけど、メーカー製PCは融通が利かない。
今回のような、中身ゴッソリ交換なんていう荒技は使えない。
なお、以下は2016年現在における自作PCトレンド。
・新プロセスのCPU「Skylake」が絶賛発売中。
・「Skylake」はDDR4メモリを搭載しないと意味が無い。
・そもそも、最新ゲームをしないんだったら、先代でも十分。
ってのが、店員さんのザックリした説明。
そして買って来たパーツの組み立て。
しかし、その前にシステムのバックアップを取得。
「コントロールパネル」「バックアップと復元」「システムイメージを作成」
を選択するだけ。
なお、システムイメージの作成には、外付けのHDDが必要。
大容量でも、USBメモリは使えないので注意が必要。
終ったら、ついでにシステム修復ディスクを作成しておく。
なお、今回は市販の引っ越しソフトは使わない。
フリー版もあるけど、メアドの登録とかメンドクサイ。
と云う訳で、あえてアナログな手法でやってみる。
そんでまあ、箱から出して、CPUを搭載。
ボックス版なので、リテールクーラーも装着。
シリコングリスは付属品を使った。
その後、メモリとCPUだけの最小構成でBIOSチェック。
これで異常が無ければ、ストレージ類の装着。
ここまでは、ぜんぜん異常なし。
それよりも驚いたのが、カラフルなBIOS画面。
なんと、この時点でマウスが使えてGUIを実現している。
これは本当にスゴイ事。
どんだけ高機能やねん。
っていうか、こんだけ高機能だったら、OS要らんやん。
そんでまあ、元々のHDDから起動を試みる。
しかし、失敗。
最初のDOS画面で、
「ハードウェアまたはソフトウェアに変更したことが問題の原因である可能性があります」
と云うエラーが表示されて終わり。
まあ、マザーボードを交換しているんだから、そのとおり。
困ったときのグーグル様で検索してみると、以下のサイト発見。
http://saiut.com/windows/change_motherboar/
この方法でレジストリ値を修正すると、無事に起動。
情報ありがとうございました。
そして、修復起動後に再度のバックアップ。
続いて、古いHDDを外して、新しいSSDを装着。
ここで、システム修復ディスクを使ってブート。
無事に起動したら、修復画面からシステムの復元を選択。
んが、ここでつまずいた。
「システムディスクの回復に使用できるディスクが見つかりません」
と云うエラーが出て、停止してしまう。
困ったときのグーグル様で検索してみると、原因判明。
要するに、元のHDDよりもSSDの容量が小さいため。
修復ディスクは、元のHDDの中身を、丸々復元しようとする。
その結果、SSDの容量不足と認識して、エラーとなる模様。
分かってしまえば、対策は簡単。
元のHDDのパーティションを切って、SSDの容量以下にするだけ。
HDD上の未使用域は、未割り当ての領域として放置。
今回は、100GBのパーティションを作成。
入りきらないデータ等は、外付けHDDに退避してから消去。
ここで再び、バックアップの取得。
そして、修復ディスクからブートして、システムの復元を実行。
すると、無事にSSD上に元の環境が復元された。
なお、ここまでやるとOSの再認証が必要。
ネット環境が整った時点で、シリアル番号を入力したら完了。
そんでまあ、新しいPCの使い心地なんだけど、快適そのもの。
処理能力は、CORE i3-4170で十分過ぎ。
ゲーム以外の用途で、能力不足を感じる事は、まず無さそう。
あと、やっぱりSSDの効果はバツグン。
これはもう、HDDには戻れない。
起動ディスクは、SSDに限る。
ってな具合で、BTOパソコンの中身載せ替えは終了。
問題は、これに要した時間。
休日のAM9時から初めて、終わったのが深夜4時。
実に19時間もPCと格闘していた。
もうね、まったくオススメしません。
正直、ヘロヘロのクタクタ。
もっとも、これが楽しいって人も居るからね。
フツーの人は、新しいPCを買った方が、絶対に幸せです。