2005/09/29(木)19:35
万博閉幕~サヨナラ森へ帰る時~
9月25日、185日間の185日目がとうとうやって来た。
すごく風が強かったけどとても気持ちの良い晴れた秋の空。
朝からザンビアのジョナサンが
「アフリカに かえります。いろいろ おせわになりました。」
とどこで覚えたのか、
片言の日本語をいつものジョナサンスマイルで口にするから、
思わず涙ぐんでしまったよ。
クロコダイルの涙じゃなくてね。
温かいHUGをありがとう。
アフリカ共同館という私の居場所は、
沢山のファミリーと友達に囲まれ、
HOMEのような温かさに包まれていたから、
今思うと・・・小さな小さなVILLAGEのようだった。
アフリカ共同館C町ジンバブエ・ザンビア1-8-5。
朝から晩まで過ごしたこの場所が跡形もなく消えてしまうなんて、
寂しいな。やだやだやだ。もう少しここにいたい。
最後の仕事だからっていう・・・・・・・・・わけで、
やっぱり熱が入るのよね。
ビクトリアの滝もクオンボカ祭も象の話も今日で終わりです。
勢いばかりの私の説明を聞いて下さってありがとうございました。
最後だと思うと、ケンカばかりしていたあの人も可愛くみえる。
どんどん業務終わりの時間が見えてきて、あぁ本当に終わったよ~。
以外とあっけないなぁ。
お疲れ様でした。
インド館に走っていたまりこ氏とは別に、
よっちゃんと地球広場で開催されていた“フェアウェルパーティ”
を覗きに行くと、既にすごい人で入る事ができなかった。
何度も歩いたグローバルループで小さな体を更に小さくしながら、
むぎゅむぎゅどうにか入れてもらい、アフリカのジャンベ隊を見届ける。
かっこよかったよぉ!みんな。
そして時間が刻々と過ぎていく。
今までに見た事がないくらいハッとさせられるキレイな夕空。
余計に悲しくなるじゃんか。
閉幕までのカウントダウン。
最後の日は各パビリオン・コモンステージで、
クロージングイベントが開かれ、
アフリカ館ではお客さんも一緒にダンスで最後を迎える事に。
10:00PMを迎えるカウントダウンに合わせて、
スクリーンに映し出される映像。
10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0
ゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その瞬間涙が次々流れてきて、誰か分からないまま抱き合い、
大の大人がみんなでヒクヒク泣いてたんだ。
これまでの人生の中でこんなに楽しくて笑った185日間はなかった。
だから、それだけにこんなに何も気にせずに泣けた。
あぁ、終わっちゃった。
185日間ありがとう。
この一生のうちの185日間をありがとう。
素晴らしい日々でした。
アフリカ人にはシンプルでも人生楽しむ生き方を教わりました。
Be Natural and Be Happy
ここは本当に国境のない世界だった。
人との出会いの素晴らしさを、改めて感じました。
人生は・生きていくという事は人と出会う為だからなのかもしれない。
これからは、みんなそれぞれ違う場所で新しい生活が待っている。
丸い地球の上に散らばって、でも同じ地球上だから、
今より少し距離が遠くなるだけね。
人の気持ちの無限の中ではずっとずっと一緒です。
人生変える出会いに感謝。
寂しい夜の締めくくりはパーティーでさ・わ・げ~!!!
飲んで・踊って・騒いで・叫んで、それが私たちのやり方だもんね。
♪One Love One Heart♪
という事でとうとう森へ帰る時がやってきました。
ありがとう。
また会う日まで。
God be with you till we meet again.