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2006/07/29
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テーマ:自転車(12661)
カテゴリ:自転車の話とか
和歌山県の高野山といえば、標高1,000m級の山岳だけに、自転車で行ってきたと聞けば、その標高を知る人なら「うわっ、しんど!」と思われるでしょうが、今回は南海電鉄高野線の終着駅「極楽橋駅」まで輪行し、さらにそこから連絡している「高野山ケーブル」でも輪行して、まず最初に高野山に登ってからスタートする、“ダウンヒル・サイクリング(&ちょっとだけヒルクライム)”でした。

こんな夏場にぴったりの爽快なサイクリングに僕を誘ってくださったのは、今年の6月に信楽まで一人で走りに行った際、京都の木津でたまたま知り合って親切にしていただいた、奈良の大先輩サイクリスト、cancanさんです。奈良県桜井市在住で、奈良・和歌山・三重のほとんどの峠を走破し、国道、県道はもちろんのこと、林道から農道にいたるまでほぼ完璧に熟知しておられるスペシャリストです。今回はこのcancanさんと、その自転車仲間である児玉さん、oookaさん、なべさん、座骨神経痛のため原付バイクで応援に駆けつけた九度山人さんという、ベテランサイクリストの皆様方と一緒に走らせていただくことになりました。

どこに案内してもらえるのかはまったく知らず、ともかく「高野山ケーブルの高野山駅に朝10時集合」という指示に間に合うよう、とはいっても自宅からまるまる輪行したくはなかったので、自走で大阪に隣接する和歌山県橋本市の橋本駅に朝8時半頃に着くよう、(十分余裕を持って)朝5時15分頃に自転車で自宅を出発しました。距離にして54kmくらいなので、3時間以上前に出るのは普通に考えれば早すぎますが、結果的にこれでなんとか遅刻せずに済みました。というのも、僕にはよくあることですが、途中から道を間違えて、大阪府で唯一の村である「千早赤坂村」まで行ってしまったのです。「道の駅 ちはやあかさか」まで行ったところで間違いに気づき、そこから軌道修正したのですが、ただでさえ遠回りなのに、この千早赤坂村は坂ばっかり!特に広域農道の「南河内グリーンロード」というのがアップダウンが非常に多く、万が一遅刻して皆さんに迷惑をかけてはいけないと必死になって走ったため、ヘトヘトに疲れてしまいました(でも急いでなければ南河内グリーンロードは車も少なくて走りやすいですよ)。それでも、なんとか大阪・和歌山県境の「紀見トンネル」(ここが峠です)を越え、あとはダウンヒルをかっ飛ばしてなんとか8時半ギリギリに橋本駅にたどり着くことができました。急いで輪行の準備をして、8時43分橋本駅発の南海電車に乗りこみます。

ここで、なんば駅から輪行で来られた枚方市在住の女性サイクリスト・なべさん(枚方から難波まで自走)と合流しました。極楽橋まで約40分ご一緒しながら、僕が計画している「ツール・ド・乗鞍」について、乗鞍ヒルクライムレース参加経験のあるなべさんから色々アドバイスを頂戴しつつ、9時半前に極楽橋駅に到着。そのまま階段状のホームを登って「高野山ケーブル」<写真>に乗り込み、高野山駅まで登ります。<高野山駅写真><高野山駅周辺MAP>

ケーブルカーに乗ること5分か10分(いいかげんですいません)、無事10時には余裕を持って高野山駅に到着することができました。ここで今回初めてお会いする児玉さん、oookaさんと合流したのですが、この児玉さんという方は、なんと70歳を過ぎて毎月コンスタントに1,000km以上は走られるという、すごいすごいサイクリストです(スポーツ自転車を始めたのは40歳を過ぎてからだそうです)。5月には2,000km(!)走られたそうで、cancanさんからその噂を聞いていた僕は、そんなすごい方にぜひ一度お会いしたい!と思っていたので、今回いっしょに走らせていただくことができて、とても感激しました。もう児玉さんのふくらはぎの筋肉といったらすごいんですから!(もし自転車雑誌の方がこのブログを読んでくれたら、ぜひ児玉さんを取材してほしいなぁ…) また一方のoookaさんも、渋いランドナーに乗る後ろ姿がものすごく決まっていて、僕よりずっと重い自転車なのに坂なんか僕よりずっと強くて、これまた本当にカッコ良いサイクリストでした。

さて、いよいよここから、今回の“ダウンヒル・サイクリング(&ちょっとだけヒルクライム)”がスタートしたわけですが、僕は皆さんに付いて走っていただけなので、どういうルートを走ったのか、実はよくわかっていません。とにかく高野山さんから見下ろす景色は、ツール・ド・フランスの山岳ステージとなんら遜色ないほど美しく<写真>、そんな道を延々下りながら(時々登りながら)、「ああ、幸せ!」と恍惚感に酔いしれていました。ただひとつ痛感したのは、ベテランサイクリストの皆さんに比べ、僕は下りのテクニックが全然下手だということでした。上りでは若いぶんそんなに負けてはいないものの、下りで皆さんのスピードについていくのはとても恐かったです。これからダウンヒルにもっと磨きをかけなければ…。(帰ってきてからショップに寄ったら、「ブレーキがえらい甘くなってますよ」と店長に言われましたが、ひょっとして今日一日で甘くなったのかな…?)

やどり温泉<写真><周辺MAP>というところで昼食後、奈良県御所市まで自走で帰られる児玉さんと別れ、cancanさん、oookaさん、なべさん、僕の4人で南海九度山駅<写真>まで走って解散。cancanさんはJRのためここからまた少し走ってから輪行、oookaさんはまだ走り足りないので河内長野まで走られるとのことで、僕となべさんだけ九度山駅から輪行で大阪に帰ってきました。(僕は天下茶屋駅で下車、地下鉄堺筋線に乗り換え扇町駅まで。なべさんは終点のなんばから枚方まで、またまた20数km自走で帰られるとのことでした。)

自転車で高野山に行くからといって、必ずしも下から1,000m登らなくてもいい、ケーブルカーで上まで輪行してダウンヒル(&ちょっとだけヒルクライム)を楽しんだっていいじゃないかという、ベテランサイクリストの余裕を感じさせるガイドをしてくださったcancanさんに深く感謝しながら、また一緒に楽しく走らせていただいたベテランサイクリストの皆さんに深く感謝しながら、今回もまた改めて思いました、
自転車最高!愛してるぜベイビー!

●この日走ったコース(cancanさんのHPより)

kouyasan.jpg

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Last updated  2006/07/30 01:06:36 AM
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