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2006/08/06
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テーマ:自転車(12738)
僕の夏休みが8月12日から21日までと決まり(長くてすみません。平日に6日間夏期休暇が取れるのでまとめて取りました)、その間のどこかでぜひ行きたいと思って計画した「ツール・ド・乗鞍」。しかし、どう考えても相当厳しそうで、今まで自分が経験してきたロングライドとはレベルが違いすぎる気がします。そこで、決行するかどうかの試金石として計画したのが、今回の「ツール・ド・龍神温泉」でした。

右矢印「ツール・ド・龍神温泉」コース図

和歌山県橋本市の橋本駅をスタートし、アップダウンを繰り返しながら標高1000mの高野山に上り、そこからさらにアップダウンを繰り返しながら標高1300mの護摩壇山まで上ります。まあしんどいのはここまでで、その後はダウンヒルを堪能しながら有名な龍神温泉でひと風呂浴び、そこからUターンして上り返すのはイヤなので(笑)、もう一度ダウンヒルで紀伊半島の海辺の町、南部(みなべ)まで下って、おいしい刺身を食べて輪行して帰ってこようというコース設定です。これがもしきつくて死にそうだったら、「ツール・ド・乗鞍」の第2ステージなんてとても無理でしょうから、ちょっと計画を変更しなくてはいけません。つまり、今回は乗鞍へ向けての予行演習というわけです。しかしながら、結果的には予行演習なんて言ったら申し訳ないくらいの、素晴らしいツーリングコースとなりました。

とにかく8月の猛暑の中、50km近いヒルクライムです。累積標高差はよくわかりませんが、もしかすると2000mくらい(?)になるんでしょうか。それだけ走ろうというわけですから、熱中症対策を万全にしないといけません。大事なのは、朝早くスタートすること、水分をたくさん取ること、無理をせず頻繁に休憩すること…etc.。 特に高野山から龍神村まで続く高野龍神スカイラインは日陰がほとんどなく、炎天下の中走るのは地獄だと聞いていましたので、場合によっては完走にこだわらず、途中リタイアする勇気も持って出かけることにしました。

8月5日。午前3時半起床。はっきり言ってちょっとやりすぎでした。こんな時間に起きなきゃいけないと思うと、それがプレッシャーになってよく眠れません(笑)。いきなり9時に就寝できるわけもなく、寝たのは11時半くらい。そしたら2時半に目が覚めてしまった! 一度目が覚めてしまうと、今度は「いや、3時半まではしっかり寝ないと」というプレッシャーで二度寝もできず、またまた3時間睡眠で真夏のロングライド(しかも今回はロングヒルクライム)に出ることになってしまいました(笑)。いやあ、コンディショニングって本当に難しいですね。自転車競技にかぎらず、こんな生活を毎日送っているプロスポーツ選手は本当にすごいです。

南海なんば駅5時6分発の始発電車で輪行できるよう、4時25分頃に自宅を出発。2分ほど走ったところでヘルメットを被り忘れているのに気づき(笑)、慌てて取りに戻って再出発。いかんいかん!相当今日のコース設定がプレッシャーになってるようだ。落ち着け。

夜明け前の天神橋筋→松屋町筋→千日前通→堺筋…と激走して南海なんば駅に到着すると、急いで輪行袋に自転車を入れ、なんとか予定の電車に間に合いました。なんば駅発の始発電車ですから、今から出かける人より、これから朝帰りする人が多く、もう車内は酔っぱらいだらけでした(笑)。河内長野駅で橋本行きに乗り換え、6時15分に橋本駅到着。トイレで軽量化を済ませ、駅前で自転車を輪行袋から取り出して前輪を装着し、スポーツドリンクとミネラルウォーターを買って、POLARの保冷ボトル(大)2本(いつもは1本しか持ちませんが今回は熱中症対策で2本にしました)に詰めかえると、いよいよスタートです。

橋本駅からちょっと南に走ると橋本橋(写真)が見えるので、これを渡って国道370号線を右折します。ちょっと走るとすぐ国道371号線との分岐点までやってきました(写真)。実は高野山まで登るには、このまま南海高野線沿いを走る国道370号線で行く方が勾配がゆるくて楽だとは聞いていたのですが、なにせ今回は「ツール・ド・乗鞍」の予行演習なのと、高野龍神スカイラインが現在は無料化されて国道371号線になっていることもあって、371号線一本で龍神温泉まで行こうと決めていました。

371号線に入るとすぐ、さっそくきつい勾配が始まりました。370号線で高野山を上ったことがないので比較はできませんが、最初の数キロはかなりきつかったです(写真)。奈良の大先輩サイクリスト、cancanさんによると「狼頭峠」という峠を越えるまでだそうですが、そんなにかっこよい名前だったとは(笑)。本当にけっこうきつくて、時速6~7km台になってしまう時もありますが、僕はべつにヒルクライムレースの練習をしに来ているわけではないので速度はいっさい気にしません。今回のコースの最高標高地点である「ごまさんスカイタワー」までの距離が約50kmちょっとのため、サイクルコンピューターの距離表示が1km、また1kmと積み重なっていくのを楽しむように、インナー・ローで(36T×23T…だったと思います、なにせメカに弱いので)、ゆっくりゆっくり上っていきます。僕の大好きなイチロー選手が安打数にこだわる理由として「打率は毎日変わるけど、安打数は上がっていくだけだから」とよく言っていますが、速度と距離の関係も似たようなものじゃないでしょうか。僕は平坦なら150kmくらいはごく普通に走れるので、それに比べりゃあ50kmなんて短い短いと言い聞かせながら(笑)、焦らずゆっくりゆっくり上ります。そのためにバカみたいに早起きして出てきてるんですからね。

続く…(また長くなりそうやなぁ…)

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Last updated  2006/08/06 11:55:03 AM
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