火影三代目(大阪市大正区)

2007/01/22(月)21:57

東京・渋谷の歯科医宅で起きた兄妹同士の殺害事件・・・やはり家庭内の問題か

命・いのち(103)

事件後。両親は「なぜ、子供たちの悩み、苦しみを分かってあげられなかったか」と後悔の日々を過ごしている。「同時に2人の子供を失ったようだ」。父親は、そうつぶやいたという。 1月22日15時7分配信 毎日新聞より転載 ↓ 東京・渋谷の歯科医宅で起きた兄妹同士の殺害事件で、予備校生、武藤勇貴容疑者(21)は、被害者で短大生の妹、亜澄さん(20)について、「家族に迷惑をかけ、ヒステリックで恩知らずだ」と供述している。しかし、殺害された本人は何の反論もできない。果たして、彼女の家族を思う気持ちはどうだったのか。友人男性が「代わりに話したい」と取材に応じた。【佐藤賢二郎】  この友人は、彼女の相談相手だった芸能プロダクション関係者。彼女は週刊誌やワイドショーで取り上げられた身勝手な存在ではなく、家族に認められようと懸命に努力する女性だったという。  「いつ死んでも構わない」。それが出会った05年秋ごろの口癖だった。家族との不仲が原因で家出し、交際していた別の男性の生活を世話しながら同居した。その後、自宅に連れ戻されるが、目標を見つけられず、自暴自棄になった。「無気力で暗い」。それが初対面の印象。友人は事件後、テレビに映し出された勇貴容疑者の映像を見て驚いた。出会ったころの彼女とそっくりだったからだ。  友人は、彼女に目標を与えるために芸能事務所を紹介した。劇団に入ってその魅力を知り、別人のように明るくなった。昨年12月、初めて舞台を経験し、「やりたいことがあるっていいよ」と喜んでいた。  とにかく家族に認められたいという一心で頑張っていた。けいこが遅くなっても必ず午前0時までには帰っていた。両親が自慢で「お母さんのオムライスが一番好き」と話し、父親から贈られた外国製高級バックをうれしそうに見せる普通の短大生だった。  勇貴容疑者は、家族で彼女と最も容姿が似ていた。疎外感を持っていた彼女にとって、「似ている兄」は自分が家族の一員であることを証明する存在だった。短大に入って兄を追い越したことも気にしていた。  また事件直前、現在交際中の男性が、「嫌いなんだから(家族のことなんて)どうでもいいだろう」と話すと、「大好きだからつらいんじゃん」と泣きながら答えたといういう。  勇貴容疑者は、殺害の直接的なきっかけを、「(亜澄さんに)私には夢がある。歯科医師になるのは人のまねだと言われた」と供述している。その言葉が、彼女の夢を支えてきた友人には重い。「彼女のためになると思ってやってきた。無気力なままだったら事件は起きなかったのか。彼女だってまだ何もやっていないのに」。沈痛な表情でつぶやいた。  ◇ドメスティック・バイオレンス否定 父親  亜澄さんが家庭内でドメスティック・バイオレンス(DV)被害を受けていたとの一部報道があるが、父親の衛さん(62)は関係者に「教育の一環としてたたいたことはあるが、大けがをするような暴力をふるったことはない」と話し、それも「中1の時が最後だった」と困惑している様子だという。  また、亜澄さんが高1のとき、勇貴容疑者に絡みすぎ大げんかになった。勇貴容疑者が殴ろうとしたらドアに当たり拳をけがして病院に。亜澄さんもドアが顔面に当たり、「眼がかすむ」と訴え、眼科に行ったことはある。しかし、「両親が止めなければいけないような暴力は見ていない」。 亜澄さんはブログで兄妹で差別的に扱われていたと不満を漏らしていたが、両親にとっては「兄妹は平等に扱っていた」という。 ↑ 歯科医になる高等教育もいい。 学校教育もいい。 しかし、家庭での教育 父親として 母親として そして 子として もっとも 大切なものは 家庭 そして 家庭内での教育 ではないか!

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