本書は、オブジェクト指向の諸概念の理解に焦点を当てた解説書である。
昨今オブジェクト指向に対応したプログラミング言語がプログラミングの主流となっており、重要な技術要素であることに疑いの余地が無い。しかし使いこなせるまでには、ソフトウェアを合理的に設計し、効率的な開発を実現する多くの知識スキルを習熟する必要がある。
言語習得のその次のオブジェクト指向の理念
ソフトウェア開発において「オブジェクト指向」は重要な技術要素であり、オブジェクト指向に対応した言語はプログラミングの主流となっています。しかし、「クラス」「メソッド」「オブジェクト」などは言語の知識だけでは理解が難しく、使いこなすにはその思考法に習熟する必要があります。
本書は、オブジェクト指向の諸概念の理解に焦点を当てた解説書です。クラスの作り方からオブジェクトの生成、継承、さらにフレームワークの正しい適用など、ソフトウェアを合理的に設計し、効率的な開発を実現する多くの知識を集めています。
発売日:2020年10月23日頃
レーベル: top gear
出版社: インプレス
ISBNコード:9784295010081
注記:原著第5版
原初題名:
Object-Oriented Thought Process, 5th edition. |
- 第1章 オブジェクト指向概念への招待
- 第2章 オブジェクトを用いて考える
- 第3章 オブジェクト指向概念の詳細
- 第4章 クラス解剖
- 第5章 クラス設計のガイドライン
- 第6章 オブジェクトを用いて設計する
- 第7章 継承とコンポジションをマスターする
- 第8章 フレームワークと再利用:インタフェースと抽象クラスを使って設計する
- 第9章 オブジェクトの構築とオブジェクト指向設計
- 第10章 デザインパターン
- 第11章 依存関係と強く結合したクラスの回避
- 第12章 オブジェクト指向設計のSOLID の原則
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蛇足ついでに、かつて坂村健が「日本人にオブジェクト指向は教えても理解できない。」という姿勢でTRONの策定に携わっていたぐらいに、初学者には難解と思えてしまう。