2009/02/01(日)22:04
寄り添う冬木立
週末にかけて、太平洋側と東北は大荒れの天気だったようですが、金沢は雨が降ったり強い風が吹いたりもしましたが、大したことなく済みました。
先週の日曜日、金沢は大した雪ではないと書きましたが、石川県でも能登半島の真ん中あたり、七尾市や志賀町では、40センチ以上の雪が積もって大変でした。
県内でも南部の山間地は、何度か書いたように豪雪地帯ですから、一晩に1メートルとか積もることもしばしばあります。それでも備えが違いますから、大した混乱もありません。
でも、金沢や能登では40センチの雪が積もると交通は麻痺してしまいます。油断をすると、これが突然やってくるんです。出勤しようと思ったら、自分の車が埋もれてわからなくなっている(笑)。
さて、今日は「白鳥でもいないかなぁ」とカメラを持って、小松市の木場潟という湖に行ってみました。
白鳥は見当たらず、鴨はいっぱいいますが、カメラを向けるとみんな逃げてしまい、しかも鉛色の雲が低く空一面を覆っていては、写真にはなりません。
寒風が吹き、たまに雨や雪が落ちてくる、こんな日でもここは歩いたりジョギングしている人がとても多いのに驚きました。ホント、健康志向が高まっているんですね。
そんな影響を受けて、せっかくなので、日ごろの運動不足解消に、私も湖畔のウォーキングをしてきました。
一周すると6.4キロもあり、けっこうな距離ですが、歩き始めてしまうと、駐車場へ戻るためには、一周するか、引き返すしかありません。途中で引き返すのは面白くないので、結局一周してしまいました。運動不足の身で6キロ以上歩くのはけっこうしんどかった……。
ウォーキングといえば、最近、ノルディックウォーキングという、ストックを持って歩くのが注目されています。これだと、上半身も使い、効率よく運動でき、ダイエット効果もあるとか。医者から減量を命じられた知人はこれで10キロ以上体重を減らせたと言っています。
その知人いわく、「ストックなら何でも良いはず。スキーのストックでも登山用でもきっと効果あると思う」といいます。でも、スキーのストックやごっつい山用ストックで街中や公園を闊歩するのはかなり勇気が要ります。
今日みたいな時、ノルディックウォーキング用のスタイリッシュなストックを持って颯爽と歩ければ、良いんでしょうが、もともと、撮影のためにやってきたので、ジーパンにダウンジャケットで首からカメラを提げての湖畔一周ウォーキング。はたから見ればスキーのストックを突いて歩く以上に奇異に見えたかも。でも、このゆるい感じは気楽で良い。
途中、お目当てのコハクチョウとコブハクチョウを見ましたが、これはどうやら飼われているものらしい。
鳥の写真はモノにできませんでしたが、湖畔に寄り添うように立つ2本の木を撮りました。ノーマルだと寒々しいので、カメラのカラーバランスをいじってみました。見ようによっては仲睦ましい丹頂鶴の夫婦にも見えませんか?
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