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その手のぬくもり                 (旧天使が舞い降りるまで)

その手のぬくもり                 (旧天使が舞い降りるまで)

不妊治療とは・・・(方法や疑問・用語等)

○不妊治療病院の病院デビューの疑問

Q:病院へはいつ頃行けばいいの?
A:病院によって違うが、生理3日目までぐらいに行くと検査がスムーズに済むのでよい

Q:検査へ行くときどんな格好で行けばよい?費用はどれくらいかかる?
A:病院によってタオルとかないところがあるのでできればスカートで行くとよい。費用についても病院によって異なるので下記を参考に

Q:基礎体温表は3周期分必要と言われたが・・・・
A:できれば3周期あるとよいが別に1周期分だけもよいと思う。
※転院される人であれば今までの治療暦をまとめておいたほうがいいよね!

☆持ち物
保険証・基礎体温表・あれば今までの検査結果・お金・メモ(あらかじめ疑問に思っていることをまとめておいたほうがいいかも?)

○検査
女性側
・尿検査
・クラミジア検査、HBS抗原、HCV抗体、HIV抗体、抗核抗体など(病院によってするものとしないものがあります)(自費で\13000ほどかかりました)
・月経期ホルモン検査(月経2~3日目)
  E2 100以下
  LH  1-10
  FSH 2-15
  PRL 20以下
  TSH  0.4-4.4

・排卵期ホルモン検査
E2  150-200
  LH 40-80
TEST 80以下
(費用は病院によって保険適用できるのとできないものがありますが適用で2~3項目\1000~2000前後)

・黄体期ホルモン検査
P4 10以上だが20ぐらいが望ましい

・超音波(エコー)検査 卵巣の腫れや子宮の状態をチェック(\2000前後)

・卵管造影検査 卵管に癒着があったりしないか検査するもの。これをすることで卵管の通りが良くなり妊娠する人がいる(3ヶ月~6ヶ月はゴールデン期間と呼ばれている)(自費\6000~8000ぐらい)

・通気・通水検査 

・子宮鏡検査(必要であれば)ポリープなどある人が対象

・抗精子抗体検査(必要であれば)自分の体が精子を異物とみなして抗体を持っているかの検査陽性なら適度に応じてAIHかIVFの対象に(自費約6000前後)

・TRHテスト(必要であれば)プロラクチンの値が高い人が対象(自費\5000前後)

・LHRHテスト(必要であれば)LHとFSHの基礎分泌が低い場合や多嚢胞(PCO)を疑う場合適用(値段はやっていないのでわかりません)

その他
・フーナ(ヒューナ)テスト 排卵日に合わせて夫婦生活を持ち、精子が子宮内に到達できているかを検査するもの。悪い場合は、抗精子抗体を持っているか、頚管粘液が少ないか、原因不明でAIH対象に(約\1000前後)

・子宮頚管粘液量検査 フーナテストのときに一緒にするケースが多い
  子宮粘液量 0.3ml以上 粘液牽糸量 10cm以上で良好

男性側
・精子検査(\1000前後) 正常値
      量     2.0ml以上 
      数     2000万ml以上
      運動率    50%以上
      奇形率   50%以下

○治療法
・タイミング法→薬を使わず、超音波にて卵胞を測り、排卵日を予測し、行う(目安期間はおおよそ半年~1年)

・HMG-HCG  →場合によってはセロフェン・クロミッド・セキソビットなどの排卵誘発剤やさらにHMG注射を使って卵を大きくし、
        HCG注射で排卵促進させ行う(目安期間はおおよそ半年~1年)

・人工授精(AIH)→タイミングと同じように薬を使わずに行う場合と、HMG-HCGやクロミッド等の薬と注射を使う場合があるが排卵日まで
         基本は同じである。排卵しそうな日を予測し、その前に精子を採取し、カテーテルにて子宮へ精子を挿入するもの。
         受精はしてるかしていないかわからない。成功率10%と言われている(おおよそ6回~10回が目安)

・体外受精(IFV)→病院や人によってやりかたは違うが、卵を採取し、精子と受精させ、それを戻す(移殖)というやり方が一般的
         
     排卵誘発は☆自然周期→排卵誘発剤を一切使わない方法
          ☆ホルモン周期→クロミッド等の薬を服用し、必要であればFSHやHMG注射し、HCGを投与して採卵する方法
          ☆ショート法→月経周期の3日目よりGnRHアゴニストやFSH・HMGの注射を行い、HCGを投与して採卵する方法
          ☆ロング法→GnRHアゴニストと呼ばれる点鼻薬を前周期の黄体中期(月経の21日目ころ)より開始することで排卵を
          抑え、月経周期の3日目よりFSHやHMGの注射をし、HCGを投与して採卵する方法
          ☆ウルトラロング法→1~2ヶ月前よりGnRHアゴニストを開始し、血液中のホルモンが下がるのを確認してから
          FSH・HMG注射を開始し、HCGを投与し、採卵する方法

     受精方法は☆体外受精(IVF)→シャーレーの中にある卵子のところに精子を何匹か放ち自然に受精するのを待つ
          ☆顕微鏡受精(ICSI)→比較的良好そうな精子を1匹卵子の中に入れる(受精率は90%)

     移殖法は☆分割胚移殖→通常この方法が一番多い。採卵した周期に分割途中の胚を移殖する方法   
         ☆胚盤胞移殖→胚盤胞は赤ちゃんになる直前の卵なので妊娠率がアップするが、胚盤胞になる確率は50%である
         ☆二段階胚移殖→採卵し、2~3日目に1回目の移殖を行い、5~6日後に2回目の移殖を行う方法
         ☆凍結胚移殖→文字通り分割した胚を凍結し、次周期などに解凍し、移殖を行う(凍結胚のほうが卵巣などを整え
         られるので妊娠率はアップする)

○よく使われる薬や注射
・セキソビット、クロミッド、クロミフェン、セロフェン(薬)排卵誘発剤
・デュファストン、プラノバール、ルトラール、マーベロン(薬)黄体ホルモン剤
・HMG 卵巣を刺激して卵子を大きくする注射
・FSH
・HCG 排卵前は排卵促進注射 黄体期は黄体ホルモン維持の注射
・フォリスチム
・スプレキュア(点鼻薬) 卵子を熟成させ36時間ぐらいで排卵させる

○その他よく使われる用語
・リセット→生理がきたこと
・周期→生理1日目を周期1日目とカウントする
・排卵障害 スムーズに排卵できないこと
・無排卵 その字の通り排卵がないこと 基礎体温はずっと低温層のまま
・LUF(黄体化未破裂)排卵していないのに排卵したように体温が上昇すること
・PCOS(多腫胞性卵巣症候群)
・OHSS(卵巣過剰刺激症候群)
・高プロラクチン血症 
・黄体機能不全 高温期の黄体ホルモンが不足して、高温期が短かったり、高温期の体温が落ち着かない


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