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テーマ:中学生ママの日記(17695)
カテゴリ:4人の母のつぶやき( ..)φ
ちょっと古い話しで恐縮ですが~
あるベトナム帰還兵の話です。(実話) ベトナム戦争終結間近のころ、 ある母親のところに軍司令部から電話が入りました。 それはベトナムにいた息子から、帰還するという連絡でした。 その電話で、息子が母親にある話をしました。 「お母さん、お願いがあるのですが… 実は友人を一緒に連れて帰りたいのです。 彼はこの戦争で両足を失ったので、彼を助けたいのです」 それを聞いた母親は、考えてから息子に その友人を連れてきたら、もしかしたらこの先一生 彼の面倒をあなたが見なければならないことになるかもしれない… あなたのこれからの人生にとって重荷になるかもしれない… やめた方がいいのではないかという話しをしました。 それから何日か過ぎた頃に、今度は軍警察から電話がありました。 その電話は、「あなたの息子さんが自殺をしました」という知らせでした。 母親は信じることができないくらい驚き、 その理由を知って、大きな悲しみに打ちひしがれたのです。 それは、あの時息子が電話で話していた 足を失った友人というのは自分のことだったこと、 それを友人のこととして、母親に話したときに聞いた言葉から 自分が帰ることが母親に負担をかけてしまうことになると 息子は自殺したことを知りました… それを知った母親の嘆きはどれほどのものだったでしょう… 母親の子供に対する愛情というのは無償の愛と言われます。 しかし、時々、子供に条件付の愛しか持てないことも あるのではないでしょうか? 子供の(あるいは友の)真の幸福と喜びを自分のことと同じに、 願うだけではなく、追い求めることができるでしょうか? そのような愛を持っていたら、 愛する息子を失わずにすんだからもしれない… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.20 00:32:38
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