196799 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

メモフォルダー

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2009.05.02
XML
カテゴリ:自然の中
ハーブガーデン、プティール倶楽部 伊都国で

カモミールを手に入れて

紅茶に浮かべるとりんごの風味がする。




「カモミール」の語源はギリシャ語で「大地のリンゴ」

を意味する「chamaemellon」で、

これは花にリンゴの果実に似た匂いがあるためである。


属名の「マトリカリア」は「子宮」を意味し、婦人病の薬として用いられていた

ことに由来する。

今から4千年以上前のバビロニアですでに薬草として用いられていたと言われ、

ヨーロッパで最も歴史のある民間薬とされている。



日本には19世紀の初めにオランダから渡来し、その後鳥取や岡山などで栽培が

始められたという。

かつては薬草として用いられ、健胃剤・発汗剤・消炎剤・婦人病の薬などに用い

られていた。

現在は、安眠の薬と言われ、乾燥した花にお湯を注ぎ、降り出したものを飲むと、

リラックスしてよく眠れると言われている。

心身の不定愁訴の解消に役立ち、園芸療法の代表的なハーブとして有名である。

ハーブティーとしてティーバッグも市販されている。

また、花から精油を抽出してアロマテラピーに用いる。

カモミールは、近くに生えている植物を健康にする働きがあるといわれ、

コンパニオンプランツとして利用される。

たとえば、キャベツやタマネギのそばに植えておくと、害虫予防になり、

浸出液を苗木に噴霧すると、立ち枯れ病を防げる。

ハーブティーや入浴剤として使用した後の花を土に埋め込めば、

カモミールの効果がある土になる。


この「カモミール効果」という言葉は日常で使えそうだ。

たとえば

ぼくはきみにとってカモミール効果があるよ、とか

ぼくはきみのカモミールだ。




カモミールはキク科である。

香りにすこしツンとした気配が理性的だ。

薔薇の香りとか、きんもくせいの香りとかあくまでも甘く、警戒心や理性を忘れさせるような

そんなハーブ類はないのだろうか。


しかしそれよりもぼくにとって強烈にノックアウトして、

パラダイスの夢心地に至らせる香りは、きみのうなじに顔をうずめたときに漂う香りだろう。






























お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.05.02 15:18:28
コメント(0) | コメントを書く
[自然の中] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X