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台北で中国茶。

ぼくは表千家には少し詳しい。

現代的には裏のほうがおしゃれなのだが。

中国のお茶との決定的な違いはやはりワビサビだ。

中国茶は「気」を大事にしているように思う。



これは敦煌にある史跡のあちこちに見られる「邪鬼」をいかにして封じ込めるかという

文化に根ざしているように思う。

風水もその流れだ。


また中国のお茶は「癒し」を大事にする。

日本では表も裏も「礼」「もてなし」を大事にする。



しかしひとときの癒しの時間はぼくにとっては少し退屈であった。