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バーカウンターで作詞家の阿木曜子さんと話をしているとどうしても彼女の
谷間が見える服のせいか、Eカップの胸にぼくの視線は時々泳いでしまっていた。 「さわってもいいわよ」 会話の途中で彼女はそれに気がついたのか微笑みながら言った。 「・・・・・ ・・・忘れられなくなるから遠慮しとくよ」 ぼくがかろうじて返事すると彼女はけらけらと笑った。 そのうちに夫の宇崎竜童さんがグループでやってきたのでそちらの席に退散した。 話しをしていて宇崎さんの言葉に共感するフレーズがあった。 「いい曲ができるとね、こうね、幸福感に満たされて、この幸福感をどこに向って 発散したらいいのか、どこに向って感謝すればいいのかって思うんだよ、60歳を 過ぎるとそんなことを考えるんだね」 彼はその解決方法として無料でライブハウス演奏をしたり、路上で仲間たちと共に 演奏をしたりしているという。 ぼくの場合、抱きたくなったらその気持ちは好きな女性に向う では幸福感で満たされた感謝の心はどこに向えばいいのか? 宇崎さんのように仲間や市民に向う道もある お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.04 09:29:45
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