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2018.03.12
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※この記事はモノノフさんが読む前提で書くので、詳しい解説は割愛します。ご了承ください。

僕は愛知県民なので、先日行われた青春ツアーの愛知と静岡に連日行って来ました。
もっとも、チケットは取れなかったので2日連続で会場推しとなったのですが。
ただ、この2日間の会場推しは個人的にとても良いもので、
感じるものがあったためひとつ記事を書こうと思い立った次第です。

まず、僕の会場推し遍歴(?)を軽く紹介します。
初めての会場推し現場は、2015年末に行われたももクロさん初めてのカウントダウンライヴ、豊洲PITです。
とても中に入りたかったのですが、チケが1限だったため手も足も出ず。
初め行くつもりは無かったのですが、18きっぷが余っている友人に誘われて行ってみたら、これが楽しくて楽しくて。
そもそも、関東だし正月だしで、初詣気分でふらっと来れちゃう人は来れちゃうんですよね。
それもあって、予想以上に会場推しの人が多くて、中にはモニターやスピーカーまで持って来てくれた人までいて、
そのお陰で会場推しのみんなで生中継を見ながら、
コールや振りコピしたりしてまるでLVさながらに楽しむことが出来たのでした。
(僕はこの時のことを勝手に「豊洲LV」と名付けています。)

これをきっかけに、その後も近場で簡単に行けたり、知り合いが車を出してくれたりした場合、
無理のない範囲で僕は会場推しを積極的にするようになりました。
もちろん豊洲の場合は中継をしてくれていたので、リアルタイムで楽しめたというのが例外的で、
普通は開演中何も見れなくて、モノノフ仲間といかに楽しく過ごすかがポイント(?)となります。

さて、そんな会場推しの過ごし方が、青春ツアーではここ最近、変わって来ています。
シーズン1の頃はまだ、本当に聴こえるか聴こえないかぐらいの「音漏れ」を聞くか、
諦めて物販やガチャ等で過ごすしか無かったのですが、
シーズン2の途中ぐらいから、スタッフがスピーカーを用意してくれて、
中のライヴの音だけを聴かせてくれる、音漏れとも違う「音出し」のようなサービスをしてくれるようになりました。
ももクロのメンバーがその場にいなくても、音声だけで楽しんでいるファンたちを目の当たりにして、
そういう楽しみ方をしてくれるのなら、とスタッフが動いてくれるようになったのだと思います。
その会場推しの様子を、川上さんが面白がってペリスコに流したりすることもありました。
そしてシーズン3ではとうとうそれが恒例行事かのようになり、
案内に「17:15~ 会場推しお楽しみ」などと公式的に書かれるようにすらなって行きました。

これは会場推しの立場からしたらもちろん、とても有難いことなのですが、
反面、そこまでしてくれて大丈夫なのだろうか・・・?と思った部分もあります。
会場推しというのは本来、チケットが無くて中に入れないけど、
それでも出来るだけメンバーの近くで、気持ちだけ中のみんなと一緒に盛り上がって、現場を見届けたい、
そういう思いが昂じて行う、そこそこにクレイジーな行為だと僕は思っていて、
外に居ても本来は何も面白くないのだけど、そのシチュエーションをいかに楽しむか、
というファンタジー的な要素を孕んでいると考えています。
僕らはあくまで、中には入れないけど気持ちだけ近くにいたくて会場へ行ったり、
はたまたモノノフの仲間と共に遠征したり、現場で過ごすこと自体が楽しくて、
音漏れはあくまでオマケとして付いて来るもので、聴こえればラッキー、程度に考えています。
なので、それを運営サイドが公式的に認めてしまい、そこに新たなサービスを提供してしまうというのは、
果たして良いことなのだろうか?と少しモヤモヤしたところはありました。
こういうことを運営が公式的にしてくれると、初めから「音漏れ(音出し)目的」で来る人も出て来て、
そういうのって、どうなのかな・・・と。

時は遡りますが、第2シーズンの青春福井、僕はここにも会場推しに行きました。
同じくチケットは持っていないモノノフ仲間が車を出してくれて、他にも3~4人行くというので、
彼らと一緒に旅行気分で行けるからです。当時はまだ音漏れもどれだけ聴けるか分からなかったし、
別に何も聴こえなくても、開演中の時間は仲間とぐーちょきぱーてぃーのすごろくで楽しく過ごせるつもりで行きました。
そこで運良く、スタッフがスピーカーを用意してくれて、僕らは「音出し」を聴くことが出来ました。
スペースもあったし、騒ぎすぎなければ大丈夫なようだったので、
仲間とスピーカーの近くに集まって、LVのようにコールや振りコピ等をして楽しみました。
中盤のバラードパートでは、着席パートであるという点と、尊さから、僕を含む何人かは正座して聴き込んでいました。
そして、自分の推しのパートが来ると、あまりの尊さから土下座してしまいました。
そして偶然、そこには川上さんが居合わせていて、その土下座を見られたのでした。
川上さんは面白がって、我々の姿をペリスコで配信し始めました。
まずい、叩かれる、と思いながらも、川上さんが面白がって公式的に流しているのだから、
そこには乗っかるべきだと判断し、僕らはそのまま灰とダイヤモンドで横一列に整列して正座し、
推しのパートで土下座する醜態を世間に晒したのでした。
(こういう経緯なので、見世物としてやっていたわけでなく、あくまで推しが尊すぎて始めたことであることをご理解下さい)
この時川上さんは、「いろんな楽しみ方があるもんだね~」とニヤニヤしながら言っていました。
この時僕は感じたのです。「こうして、メンバー本人がその場に居ないところでも僕らが楽しんでいる姿って、
案外運営には良いように映っているのかも知れないな」と。
恐らく川上さんの趣向としては、こういう、何も無いところから僕らが自主的に面白いものを創り出そうとするのは、
かなり肯定的に捉えてくれているのだと思います。推し事配布などの件も、お金が動かない限り黙認してくれていますしね。

話は戻りますが、そして今回迎えたシーズン3の青春愛知です。
この日は地元でアイドル活動をしている小学生のチビノフたちが、会場推しに来ていました。
そして例によって、開演後にスタッフが音出しをしてくれたわけですが、
愛知県というだけあって僕らと同じようにチケットを取れなかった人がたくさんいて、
会場内(外だけど室内)は会場推しが物凄い人数でごった返していたわけです。
そんな中、チビノフちゃんたちも、曲に合わせて振りコピしたりしているわけですが、
アイドルやってるだけあって、上手いんですよ。当然、周りの目も引きます。
そしてだんだんと、自然と周りはその子たちに注目して行くようになり、
だんだんと彼女らのオンステージのようなものが自然発生的に出来てくるわけです。
振りコピの上手い人が前に立って踊っていると、やっぱり、「お前も行けお前も行け」となるわけです。
そうして、大人の人も周りにそそのかされて、一緒に前に行って振りコピをしたりするさまが出来上がります。
ここに川上さんが居るわけですよ。当然面白がらないはずはありません。
例によってこの光景もペリスコで世に配信されたのでした。
在宅で突然パッとこのペリスコだけを見た人からしたら、こう思う人も多いでしょう。
「は?誰だコイツら。何しゃしゃり出てんだ。これだからオタクは…」と。
「俺の知ってる会場推しじゃない。会場推しはもっと粛々と…(ブツブツ)」と。
でも、これはその場の会場推し現場全体が創り上げた流れなんですよ。そして運営の意向ですらある。

そしてその翌日、青春静岡です。
やはり同じようにスピーカーが用意され、着席用の椅子も用意していただけたのですが、
その前には若干のスペースがあります。もはや、「踊れる人はここでやってくれ」と言わんばかりの。
最初の頃に川上さんもいたのですが、やはりそれをそそのかすような発言をしていました。
静岡では愛知のときのアイドルやってるような子たちはおらず、初めはみんな消極的でした。
踊れるという人は3~4人いて、誘われてとりあえずすぐに前に出れる場所までは行くものの、
ここでも会場推しの人数は多く、その前に自分が立つのにはいささか勇気が要るでしょう。叩かれるリスクもあります。
しかし、会場推しはみんな暖かかった。
それを拒もうとはせず、みんな「いいよいいよ!」「行け行け!」「大丈夫!」と。
そして果ては「楽しくやれればいいんだよ!」という声さえも飛んでいました。
そしてようやく、勇気を出して1人、2人とだんだん前に出て振りコピする人が増えて行き、
例によってそれがまたペリスコ配信されたりしたのですが、会場は本当に暖かかったんです。
曲が終わるたびにその人たちに向けての拍手が沸いたり、パートによってはケチャされたりと。
こうやって説明すると、一部のオタクはこう思うかも知れません。
「お前たちはももクロを見に来たんじゃないのか。目の前にいるのは誰でもいいのか」と。
確かにそうなのですが、僕らは会場推しなんです。言ってしまえば「そこには本来何も無い」んですよ。
そこを、運営のありがたい心遣いによって音だけでも聴かせてくれて、スペースまで設けてもらって、
その限られた条件の中で僕らが僕らなりの新しい楽しみ方をしているのを、川上さんが肯定してくれている。
これって素敵なことだとは思いませんか?
ももクロさんって元々、どんな場所でもライヴして来た人たちじゃないですか。
それと照らし合わせるのもおこがましいとは思いますが、
僕らだってどんな場所でも、僕らなりに最大限に楽しむのが一番だと思うし、
それを運営も後押ししてくれるのなら、もう乗っかるしか無いと僕は思います。
オタクがしゃしゃると~とか、メンバーへの敬意が~とか色々言う人はいますが、別にいいじゃないですか。
その場その場で、そこにいる人たちが、自分たちで新しい楽しみを創り出すのって、何てステキなことだろう、と。
僕は青春愛知・静岡の2日間の会場推しを通して、強く感じたのでした。

(ここが今回の記事で最も強く主張したい部分だったので、色を変えました。)

静岡は会場推しにアツい人が多く、最後の曲が終わってスピーカーの音出しが終了したあとは、
みんなで盛大な歓声と拍手(これは恐らく、中にいるももクロさんたち、サービスしてくれた運営、
前で振りコピしてくれた人たち、そして一緒に盛り上がって楽しんだ仲間たちすべてに対して向けられたものであるはず)
が沸き起こり、サービスしてくれた運営や、勇気を出して前に立ってくれた人たちには感謝の声も飛び交っていました。
とにかく暖かく、なおかつアツい会場推し現場で、この日は僕にとってカウコンの豊洲に次ぐ思い出となりました。

今後会場推し現場がどうなって行くかは分かりません。
それは、僕らで作って行くものだと思うし、運営の意向もありますが、
「運営がそれを見てどう感じたか」というのはかなり大きいと思います。
いかにその場その場で、我々が楽しいものにして行くか。
結局これが一番、「ももクロの現場らしさ」なんじゃないのかな、と思うのです。





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最終更新日  2018.03.15 16:03:34
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