「受け」とまでは行かないにしろ、「○○には△△を当てる」ぐらいの役割設定を守ることは対戦においてとても重要。
ただ、これは試合の流れの中で変わって行くことが多々ある。
特によくあるのが、眠り粉を受ける役割の設定。

​こちらのログ​が参考になると思うので見てほしい。

こちらの選出は55カビゴン・50エアームド・50ハピナス。

まず序盤、相手は50パルシェン・50フシギバナまで見えた。残り1枚がまだ見えていない。
ここでフシギバナの眠り粉をエアームドで受けると、
もし相手の残りがカビゴンだった場合に受からなくなってしまう危険性がある。
また、ハピナスは電磁波を撒いたりリフレクターを貼るという仕事をフレキシブルに行えるよう、自由に動ける体にしておいたほうがよい。
一方でカビゴンは眠っても、ライコウやフーディンはハピナスも利用して2枚受けが出来る。
したがってここはカビゴンで眠り粉を受けておくのがローリスクとなる。

中盤。相手の残りが55フーディンと判明し、パルシェンは虫の息。
パルシェンがカビゴンでもエアームドでも倒せるようになったため、ハピナスが自由に動く必要が無くなった。
逆にカビゴンはパルシェンと対面すればいつでも倒せるために、動けるようにしておいたほうがよい。
したがって今度は、眠り粉を受ける役をハピナスに変更する。

そのあと。パルシェンが倒れ、相手は残り55フーディンと50フシギバナ。
そうしたら今度は、カビゴンもハピナスも対フーディンに専念すれば良いため、
フシギバナの眠り粉はエアームドで受ければ良いことになる。
（実際はハピナスの眠りが予想外に長引いたため、そのままハピナスが寝ていたが。）

ざっくり言うと、
「まだ不確定要素が多い状態で、あらゆる可能性を考慮したローリスクな役割設定」
「大局が見えてきた状態で、確実な役割設定」
「枚数を減らしたところで、より負担の少ない役割設定」
といった感じかな。