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カテゴリ:ももクロ、他アイドル
書こうか、やめようか(めんどい)、と迷っていたけど
やっぱりこういうのは書き残しておきたい性分な気がしたので書いてみます。 先日、4/12,13に、ももクロの春の定番ライヴ「春の一大事」が開催されました。 地方の自治体と協力して、ライヴだけでなくコラボ商品などを作ったりして地域を盛り上げる、 地域おこしのイベントのようなものになるのが通例です。 今年は新潟県新発田市で開催され、 新発田市側も、牛、お米、いちご、新発田城などをPRして意気込んでいました。 オタク側も、普段なかなか行く場所ではないので、 せっかくだからと旅行気分で、ライヴだけでなく、その土地の観光を楽しんでいました。 これは今回の新発田市に限らず、これまでも春の一大事というのは、そういうイベントでした。 しかし、今年は事件が起こりました。 2日目の4/13、強風のため、ライヴ自体が完全に中止となってしまったのです。 台風や豪雨ではないため、駅から会場まで歩いて行くのにさほど支障はなく、 初めは「そこまでのこと!?」とも思いましたが、 会場ではパイプ椅子はおろか、仮設トイレまでもが倒されるほどだったそうで、 安全を考慮すると、残念ながら中止もやむなし、と思わざるを得ませんでした。 しかも、僕は1日目には行けず、2日目のみの参戦だったため、 完全にただ新潟県へ行っただけの人になってしまいました。 ももクロと運営の粋な計らいにより、中止の発表からすぐに、室内で収録が行われ、 その日の夜に、配信という形で、当日やる予定だった演目の一部を見せてくれた、 というのはニュース等でも話題になっていたように思います。 このあたりは流石、安心と信頼のももクロ陣営でした。 なお、チケット代や駐車場代などは、全額返金ということになっています。 さて、今回書きたいのは、この日の我々オタク側の行動です。 せっかく新潟まではるばる来たのに、楽しみにしていたライヴが中止になってしまったオタクがどうするか。 答えはひとつ。 「余った時間とお金を使って、代わりに新潟旅行を楽しみまくる」一択です。 実際、落ち込んだり怒ったりする人もそりゃあ居たでしょうが、 自然の影響なのでそんなことはどうしようもないし、 身体はせっかく新潟へ来ているのだから、じゃあそうするしかないですよね。 ・・・と言ってしまったらそれまでですが、 万単位の客が会場に既に到着していたり、向かっている途中に中止が発表されたのに、 特に滞りもなく、それどころかポジティブな方向に事が進んだのは、 世間としてはどうやら、結構すごいことだったようです。 それどころか、「だったら俺たちが盛り上げるしかない!!」と言わんばかりに、 みんないつも以上に箍が外れて、新潟を豪遊していたようにさえ思います。 Twitterではハッシュタグ #中止になっても春の一大事in新発田 が瞬く間に流行り、 このハッシュタグとともに、オタクがみんなで色んなお店で美味しいものを食べたり、 お城などを観光したりして、新発田市や新潟県を盛り上げ始めたのです。 ここまで来ると異様な光景かも知れません。 中止になってるのに、何でそんなに盛り上がってんのかと。 これにはオタクの性質として、大きく分けて2つの要因があると思っています。 まず1つ目は、大好きなももクロの顔に泥を塗りたくないから。 オタクとしてはこういう時、むしろ「我々を受け入れてくれてありがとう」というデリケートな気持ちがあります。 それは、「ももクロがイベントをやったが別に大したこと無かった」とか、 もっと悪ければ「こんなことやらなければ良かった」なんて絶対に思われたくないからです。 大好きな推しグループ。絶対にそんなふうに思われたくないというのがオタクの性です。 だから、我々オタクが迷惑をかけず、たくさんお金を落として、それをSNSに上げて、盛り上げることで、 「ももクロがイベントを開いてくれたことによって街が賑わった!良かった!ももクロありがとう!」 と、現地の人にそう思ってもらえる。 これこそが、我々オタクとしての悦びなのです。 これは、もはや「レスをもらえた」「サインが当たった」とかいうちっぽけなことではなく、 もっと壮大な、偶像・宗教といった側面のアイドル観があるのではないでしょうか。 ももクロというグループが、オタクをそうさせる力を持っているということです。 春の一大事は大きなイベントなので、当日、ライヴ前に、広場で色々な屋台などが出店されます。 この日も午前中からそれは始まっていたのですが、 イベント全体の中止により、屋台もすぐに閉店しなければならない事態に陥ってしまいました。 何が起こるかというと、大量の売れ残りです。 チケット代が全額返金されるオタクなんて大したことはなくて、出店してくれていたお店のほうがよほど被害が甚大です。 オタクがそれを救う動きも話題になりました。 新発田市の協力により、市役所などの一角を使って、売り残ったコラボグッズ等が売られているという情報が出たら、 それはSNSで瞬く間に拡散され、たくさんのオタクがそこへ訪れ、お金を落とします。 更には、屋台で出すはずだったホットドッグが大量に余ってしまい、 それは許可を得ないと売り物として出してはいけないと定められているようですが、 それをせめて食べてもらいたいからと、お店側が無料でホットドッグを配布していたところ、 オタクの機転により、勝手に袋が置かれ、そこに訪れたオタクが勝手にカンパしていく、 という現象が発生していました。 この話をTwitterで見たときは、流石にその場に居なかった僕でも泣きそうになりました。 なんて暖かい、いやむしろアツすぎる。 これってもはや、「性善説の極み」のようなモノですよね。 オタクがここまでの行動が出来るのも、お店に対する同情ももちろんあるとは思いますが、 「この一大イベント自体を素敵なものにしたいから」 という思いが根底にはあるのではないでしょうか。 それはやっぱり、「ももクロがこの街で、このイベントを開催してくれて良かった」 そんなふうに、多くの人たちに思ってもらいたい。という思いから来ているのではないかと思います。 さて、ライヴが中止になっているのにこんなに盛り上がったオタクの性質、 もうひとつの要因としては、「楽しみ方を知っているから」というのがあると思っています。 僕自身はどちらかと言うと、1つ目よりもこちらのほうがより当てはまります。 「会場推し」という文化があるのをご存知でしょうか。 アイドルオタク以外には、何のことかサッパリかも知れません。 推しグループが、ある会場でライヴをする。しかし、チケットが激戦で、残念ながら取れなかった。 そんな時に、会場内へは入れないけど、雰囲気だけ楽しむために、わざわざ会場まで足を運ぶ。 会場内でライヴが行われている中、その外からスマホで配信を見たり、 オタク友達と語らったり、物販がある場合はせめてグッズだけ購入したりする。 こういった行為を、我々は「会場推し」と呼びます。 一般人からしたら、もはや意味不明かも知れません。 しかし、この「雰囲気を楽しむ」「お祭りに参加する」というのが我々にとっては大事なのです。 ライヴやイベントに参戦するというのは、非日常体験。 よく「家に帰るまでが遠足だ」なんて言ったりしますが、ライヴもこれと同じです。 家を出た瞬間からイベントは始まり、帰って来るまでそれは続いているのです。 行った先でお目当てのアイドルを直接見られなかったとしても、 「今この会場で、大好きなアイドルのライヴが行われている」このこと自体が、お祭りなのです。 だから、ちょっとでもそのお祭りに参加したい。 そのために、たとえ会場内には入れなくても、現地までは足を運んで、その場の雰囲気を感じる。 そのことに大きな意味があります。もとい、意味を見出します。 ももクロの場合は特に、数年前、全国47都道府県を回るツアーがありました。 小さめなホールでのライヴなので、チケットは簡単には当たらず、溢れてしまう人も多数いました。 僕はこのツアーにおいて、「会場推し遠征」という行為をしたことが複数回あります。 和歌山県や奈良県、遠くでは茨城県まで、中には入れないのに、会場推しのためにわざわざ遠征したのです。 もはや狂っています。 しかし、これは僕だけではなく、オタク友達と複数人でしたことです。 そうなれば、これは「友達との楽しい旅行」に化けます。 ももクロという共通のテーマを肴にして、ただの和歌山やら茨城やらへの旅行を楽しんでいるだけです。 その先にあるライヴ会場で、ちょこっとその雰囲気に触れることが出来れば、それで満足なのです。 このツアーでは、「そういうことをして来るオタクが一定数存在する」ということをスタッフも理解していて、 会場推しには会場推しで、外で楽しめるコンテンツを用意してくれるなどの神対応もありました。 話が逸れましたが、要するに我々は、 たとえその場に大好きなアイドルが居なかったり、見れなかったりしても、 そのアイドルに関する何かしらの要素があれば、楽しめてしまう生き物なのです。 一般には、「聖地巡礼」というのが比較的馴染みがあるかも知れません。 推しが行ったお店や、撮影ロケをした場所などが特定できた場合、そこへ行くという行為です。 後からそんな所へ行っても、そこに推しなんか居るはずもないのに、 そこへ行って、同じものを食べたり、同じ画角で写真を撮ったりすることで、 何となく推しと繋がれた気持ちになって、満足できる。 これぐらいだったら、比較的一般にも浸透している感覚なのではないでしょうか。 程度は違えど、理念としてはそれと同じ話だと思います。 大好きな推しがこの世に存在すると、その推しが好きなもの、行った場所、 そういったことにも興味が出るのがオタクというもの。 つまり、「この世の中に好きなもの・興味あるものが増える」のです。 こんなに素敵なことはあるでしょうか。 僕はこれこそが、オタクという性質の、最も誇るべき部分だと信じています。 話を春の一大事中止に戻すと、 じゃあ例えば、メンバーが事前に行ったらしいお店に行ってみるか、とか、 メンバーが撮影した場所に行ってみるか、とか、楽しみ方が無限にあるのです。 オタク友達と一緒だったらなおさら。 その中に、前半で書いた「売れ残った物を救いに行く」というのも含まれるでしょう。 これもイベントの一部だからです。 このように、たとえライヴ自体が無くなってしまい、メンバーの顔なんて1ミリも見れなかったとしても、 春の一大事自体が大きなお祭りであり、 オタクにとってはもはや新発田市全体が大きな会場みたいなものです。楽しいんです。 中には、新潟へ行けず自宅で過ごしながらTwitterだけ見ていた人ですら、 ライヴは中止されているのにも関わらず、その楽しそうなタイムラインを見て、 「行けば良かった」と意味不明な発言をしていたほどです。 そりゃあライヴはあるに越したことはありませんが、 もはやライヴそっちのけで、新発田市を満喫すること自体がイベントでした。 そして何を隠そう、我々オタクたちを、そうさせてくれているものこそが、 ももクロであり、この春の一大事というイベントなのです。 ももクロが、春の一大事が、こんなにも素敵なものだからこそ、 自然とそういう気持ちになり、そういうことをしようと行動に顕れるのです。 たまたまそういったオタクたちが集まっているわけではありません。 ももクロのことが好きになった、心の正しいオタクならば、必然的にそうなって然るべきなのです。 僕は常々、オタクのこういった性質を誇らしく思っており、 オタクこそ至高、という考えを持っているのですが、 それは翻って、我々オタクをそうさせてくれるアイドルさん、ことももクロに対しての、 海よりも深い敬意のもとで成り立っています。 アイドル現場も天から地まで広く、 ただの♂と♀という生物上の本能だけで繋がっているようなところも少なからずありそうですが、 僕はアイドルとオタクの、こうした文化的・社会的に見て高尚な関係こそが、 世に誇るべき、そしてもっともっと広まるべき概念だと信じています。 長々と書き綴ってしまいましたが、要約すると、「あーりんはかわいい」です。 いいですか、わかりましたね? ![]() 【ふるさと納税】 牛肉 切り落とし 500g 肉 和牛 霜降り ブランド牛 新発田牛 にいがた和牛 国産 しゃぶしゃぶ 小分け 小間切れ スライス 規格外 不揃い 新潟県 新発田市 新潟 新発田 アルビレックス アルビレックス新潟 えのもとミート enomoto001 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.24 06:27:36
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