電装系:ウインカーのLED化電装系:ウインカーのLED化とリレーの自作シャープ制10φ超高輝度LED3個使用した自作バルブ ![]() ウィンカーのバルブ(電球)を割り、口金を再利用する 3個のLEDは、それぞれ独立した電流制限抵抗を設けた 電圧が余裕を見てレギュレーター電圧のMAX15Vとして、リレー回路のICドロップ0.6Vと LEDの順電流が1.85Vであり15V-0.6V-1.85V=12.55V LEDの順電流が20mAなので0.02Aで割ると627.5となり、620Ωの抵抗とした これはLEDの最大電流の40mAから見ればOKと判断し、デューティー比(ON時間とOFF時間の比率) から見ても大丈夫と判断し、ぎりぎりの抵抗値で、より明るく点滅する事にした 更に、抵抗のワット数も、デューティー比から1/4Wとした。 3つのLEDを組み合わせて口金に固定する直前 ![]() 電流制限抵抗の脚を一つにまとめて、口金の底の部分に通して半田付けする 又、LEDのマイナス側を口金の本体に半田付けして固定し、樹脂で固めた 更に、光の指向性を少し殺して全体を光らせる為に半透明のホットボンドで先端の丸いレンズ付近までコーティングした。 LEDウィンカーに必要なリレーも自作した ![]() ノーマルのリレーは電球の負荷によってバイメタルが働く方式で、極低消費電力のLEDでは付きっぱなしになるので 簡単な発信回路として代表的な555を使った(特別変わった回路でもなく、555の推奨回路のままである) ここでは定数の計算は複雑になるので割愛させて頂きます。 高密度に実装するために苦労しました…そして振動による接触不良を無くす為に、半田でパターン補強もした。 ついでにメーターパネルの照明もウィンカーインジケーターランプもLED化する ![]() 同じようにノーマルバルブを分解して各色LEDと差し替える ウィンカーのインジケーターランプ用にダイオードを付ける ![]() ウィンカースイッチの特性で、OFFの時は両側ともマイナスに接地しており、右/左切り替えで、一方がプラス電位が入る この為、極性のあるLEDでは、どちらか一方しか点滅しなくなる為に、両方ともダイオードを介して繋ぎ どちらがプラスになっても点灯するようにした(LEDのマイナス側からアース線を追加も忘れずに…) ウィンカー本体にLEDバルブを付けた所 ![]() 錆びて汚いが、上の説明の光の拡散を狙ってレンズ部分以外に半透明接着剤で覆ったのが判るだろうか? 感動の一瞬 ![]() 無事ウィンカーが点滅した所です・・・たった3個のLEDだけれど充分な明るさを確保した これは道路に埋設された鋲や、注意標識にも使われているLEDを使用した為でもある 今回は、電装系 第1弾としてLEDウィンカーをUPしましたが、次回はリアコンビネーションランプの 制作を紹介致します(ノーマル形状と、オリジナル形状の2パターンを予定) 次の、電装系:リア、LEDランプの制作へジャンプ |