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テーマ:好きなクラシック(2376)
カテゴリ:クラシック音楽と楽器
私のもう一つの一面でクラシック大好き♪についての書き込みがあった
常日頃思っていた事なので、日記として書いてみました。 -------------------------------------------------------- 五月花さん >メグちゃんはクラッシック好きなのっ? >私は弦楽器が大好きでして、その中でも特に大好き >なのが『チェロ』です。 >そしてチェロの曲で大好きなのが「無伴奏チェロ組曲」です。 ----------------------------------------------- J・Sバッハは偉大ですね、それまでの正調律から平均律への挑戦 数学者のピタゴラスによって計算された平均律は、正調律に比べると 和音が濁りますが、音階としては優れていますよね バッハがチャレンジして初めて現代の音階が完成した訳ですから凄いです。 弦楽器は、楽器として最高だと思っています。 ピアノは幼少の頃から習っていましたけれど、鍵盤を叩けば 猫だって音が出せるし、誰が鳴らしても、押す速度で音は決まります 旋律にして初めて深みが出ますが単音では変化はありません 一度鳴らしたらペダル操作で若干他の弦が共振したりはあっても 徐々に強くなる事もありません 弦楽器で、弓を使う物は、力加減や速度によって単音でも様々な音色が出せます。 単音でクレッシェンド・デクレッシェンド出来るなんて凄いですよ ビブラートだって思いのままだし、フレットが付いてないから、無段階に音程も変わります ピアノでは出来ない事ですね それに、調律をしなくても、正調律も平均律も思いのままですから楽器としては凄いです。 別にピアノが駄目って訳じゃ無いけれど、ハープからハープシコードへと変化して、チェンバロ・ピアノフォルテとして、完成された楽器 機械的な組み合わせで、誰にでも音楽が楽しめる域まで来ています それゆえ人に調律してもらわなきゃ保てない 逆に言えば、誰が鳴らしてもCならCの音が出る スコア通りに弾けば誰でも音程はズレません テンポやリズムは別ですけれどね・・・だからこそ一流ピアニストの演奏は感動するのですから・・・ 私も楽器の中ではヴァイオリンが大好きで、チェロとは兄弟みたいな物ですね ここまでウンチクを書いたから、ついでに書くと、ヴァイオリンの仲間は 中国の胡弓に始まり、シルクロードを伝ってヨーロッパに入り、最初は胡弓のように膝で挟んで演奏していました。 おそらくトルコあたりで、2弦の間に弓が入っている胡弓から、今の独立した形状になったと思われます。 そして陽気な南ヨーロッパでは踊りの伴奏として使われ、演奏者も乗って踊りながら演奏する為に、やがて脚が自由になるよう脇の下に挟んで演奏しやすい形に変化し、その後クラシック音楽を演奏する為に、民族楽器特有のノイズを取り除く形状に進化し、演奏者が、より音色を確認しながら弾けるように、今の肩と顎で挟む形になった これが私の調べた所です。 そこに至るまでの、様々な古楽器を聞きましたが、中には面白い楽器も発展系で出来て、弓の代わりに弦に接触したドラムをクランクを使って回転させて、エンドレスに鳴らす楽器や、共鳴箱の形の模索段階の楽器・・・ 現代のヴァイオリン仲間に至るまで、いろいろな工夫が面白いです 少し触れた、民族楽器のノイズですが、日本の三味線でもノイズを出す為にワザト弦の一本にビーズの様な物が弦の付け根辺りに付いて居ますし、アフリカのカンリンバ(指で金属片を弾く楽器)にもビーズが付いています。 同じアフリカの楽器で、ビリンバウ?(争いで使う弓を楽器にしたような物)では共鳴箱のヒョウタンに穴を開けて蜘蛛の巣を貼り付けてあります。 また同じように木琴のような(名前を忘れました)物にも同じようにヒョウタンに蜘蛛の巣を使ってます。 民族楽器は、その独特なノイズが有ってこそ生きる物で、なるほど必要なノイズだって感じますね 雅楽の笙(しょう)や篳篥(ひちりき)等も独特のノイズがあるからこそ良い スコットランドのバグパイプも又しかり・・・ 話が反れてしまったが、クラシック音楽は、ノイズを排除し、済んだ音色を追求し、他の楽器と組み合わせても違和感の内容に工夫され、およそ200年掛けて完成されて行った・・・ 最後の進化はピアノで、リストが弾いても壊れないようにとピアノメーカーが争って改良したのが現代のピアノフォルテですね ・・・多分 他にも楽器のルーツについて調べています どなたか情報あったら下さい。 ・・・尚、これは私の独断的な見知で書いた物ですから、間違いもあると思いますので、転用等、一切禁止致します。 *ご連絡頂ければ、内容によっては認めますので、意見等含めて、ご連絡下さい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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