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テーマ:デジタルとアナログ(6)
カテゴリ:PC・デジタル・アナログの話
割り当て周波数が少ない上に人工は多い日本は、通信などにはデジタルにシフトしなければ生き残れない
戦争の影響が、こんな所にもあるって知っていましたか? 太平洋戦争前後に急速に電波利用が盛んになり、電波の将来性や利用に付いては 各国で研究されて居ました そんな時期に、日本は戦争に負け、戦勝国から割り当てられる形になった電波 当然、戦勝国が幅広く周波数を抑えてしまうのは合点が行きます しかし、現在の日本の電波利用は、国民の2人に一人が携帯電話を持つ時代になっている 私が初めて使った時は移動式自動車電話として、アナログでした 今のようにポケットに入るような物では無かった時代、4.5秒毎に¥10掛る時代でしたから まだまだ普及するには及ばなかったから良かったのですが、近年、急激に増え 小型化と、普及するにつれ、通信料金も下がり、更なる需要が拡大しました この時点で、アナログの一回線一周波数では、収まりきれなくなるのは明白でした そこで、デジタルに移行させようと準備されました デジタルはアナログで取り込んだ信号を間引き、必要な音声周波数だけを抽出し 更にデジタル変換によって、無限階調の従量的信号を何ビットへと変換し 数値情報に置き換える事で、更に情報を間引く事が出来、同じ周波数の電波で、何台ものデジタル通信機器が 同時利用出来るようになるので、生き残る為に、デジタルの方が優れていると言う情報を流しました クリヤな音とか、高品質な音・・・CD並だとか・・・ TVや雑誌などでも盛んにデジタル時代を強調し、日本人の頭はデジタル優位と錯覚を起こさせました デジタル携帯電話への移行期には、当然今までのアナログ基地局インフラを整備などせず 需要拡大に期待を寄せるデジタル基地局に力を注ぎ、「切れにくいデジタル」 などと言われていました・・・が・・・デジタルは補正が可能な部分を持って居るので 有る程度通信状態が悪くても切れにくい状態ではありました アナログでは電波状態が悪ければ通話できる状態では無くなり 途切れ途切れの会話になり、ストレスが溜まる思いをしました それがデジタルでは確かに通信状態が悪くても話が出来ます ところが、補正出来ない有る一定のレベルを下回ると、突然切れます 話がクリアに出来ていると思っていたら急にツーツーツー・・・ こんな時代も、急激な需要と、インフラ整備により、基地局も増え 途切れる事も少なくなり、やがてアナログ携帯電話の時代は終わったのです 電話に関しては、デジタルシフトは良かったと思います 何故なら、電話とは、話が出来れば言い訳で、誰の声とかの区別が出来れば充分であり 現在の携帯からのメールや、HP閲覧まで出来てしまうのはデジタルだからこそなせる業だからですね 電話にアナログ的な質は必要ないのですから・・・ ところで、アメリカはどうでしょうか? 電話に関しては未だにアナログとデジタルが混在しています 幅広い周波数を持つ国ですから、アナログだけでもパンクはしないのです しかし、メールなどを使いたい人にはデジタルの方が良いと言う事で、選べるのですね 今日はアナログレコードとCDレコードの違いや、TV画質に付いても書きたかったのですが 長くなってしまいましたので、次回にしたいと思います 世の中デジタルに振り過ぎて居ますので、皆様も良く考えた方が良いかと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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