偉大なる「運命」
クラシックと言えばジャジャジャジャ~~~ンと答える人が多くクラシックの代名詞と言っても良いほど有名なヴェートゥベンの交響曲代5番中学生の頃、父の影響もあり、聞くようになったクラシック当然、父親のコレクションに5番はあったのだが・・・木造純日本建築の家では音が近所に漏れてしまう運命は、いかにもクラシックを聴いて居ますって感じで中学生の私は気恥ずかしくて出だしだけ小さな音で聞き、例のフレーズが終わる頃、ボリュームを上げていたヴェートゥベン以降のコンポーザーさえも、交響曲の5番は強烈だったようで、特別な物として扱い、影響を受けたコンポーザーが作曲する5番も力を入れたと言うほど、凄い曲だ中には、4番の後、5番のタイトルだけ書き込んで、6番を作曲し、力作が出来るまで5番を書かなかったりするほど5番は特別な番号となっただからこそ、クラシックに興味の無い人であろうと運命ぐらいは知っている最近になって、改めて聞いてみた恥ずかしくて聞けなかった5番う~~ん 全編に渡って凄い訴えるような迫力のある曲これほどタイトルに合致した曲があるだろうか印象派以前に、こんなにも情景的な曲があったんだ、その以前からも鐘をイメージしたり、街の様子を描いた曲は確かに在ったのだがこれほど「心」を表現した曲が在ったろうか?そう、情景ではなく、心の叫びを表現した曲何故、今まで真剣に聞かなかったのか・・・灯台元暗しとはまさにこの事だ改めてヴェートゥベンの偉大さと5番と言う特別な番号を理解したように思えたもう恥ずかしがらずに、心ゆくまで聞いてみよう別に人に聞かせるのではなく、音楽は自分が楽しむ為の物改めて そう思いました。5番と言えば、チャイコフスキーの交響曲第5番も大好きな曲で、この曲も、落ち込んだ心に、力が戻ってくるような曲で、ヴェートゥベン没後世代のチャイコフスキーにまで影響を与えたようですね偉大なりヴェートゥベンあの顔から想像も付かないロマンスやエリーゼの為にを書いたなんてそして、この運命・・・凄いやはり偉大だ・・・もっと早く、照れることなく聞くべきだった・・・好きな曲は? 「運命」では、クラシック好きを気取って誰でも言える有名な曲だからこそ、照れもあり、少しマニアックな曲を言ったりしてたマニアックな(好きじゃない人には判りそうもない曲)を言えば、運命と答えるよりクラシック通と思われそうで・・・今は堂々と「運命」と答える事でしょう