「こういうもんですが・・・」警察手帳を見せられる。怪しい二人の男たち。

平日の真昼間、その二人の男はやってきた・・・。 全体的に黒っぽい服装と、ビジネス用の黒いカバンを持っていた。 お店から見える自宅のチャイムを何度も鳴らそうとしていた。 すると、我が家の番犬カレンが、ものすごい勢いで吠える。 ワォーン!ワォ～ン、ワン、ワン！！ 誰か来たぞぉ～変な人が来たぞぉ～っとカレンが主張。 カレンは、怪しい人とそうでない人、 犬が好きな人、犬が嫌いな人を肌で？いや鼻で感じ取る能力が高い。 カレンの鳴き方からみて、かなり怪しい二人組の男。 昼間に男二人で来るなんて、いかがわしい営業に違いない。 普段ならお店から出て行って「何の御用でしょうか？」っと聞くのだけど 今回は、完全に無視しようっと心に決めた。 関わらないほうがいいんじゃないかと、察知。 カレンが吠えまくる中、男たちは家のまわりをグルグル回って見ている。 ますます怪しくて、どんどん声をかけにくい雰囲気。 男たちに気がつかれないように、お店のカウンターの下に隠れて カレンが鳴き止むまで、知らんぷりしようっと。 すると、お店のドアが開く。うわぁ～こっち、来ちゃったよ。 恐る恐るカウンターから顔を出す。 男：「すみません、あちらのお家の方はいつもいらっしゃらないですか？」 ゲゲゲ～(~_~;)　 そう質問されちゃ答えないわけにはいかない。 わたし：「あ、はい、住んでいるのは私です。（照）」 いつも名札を付けて仕事してるから 相手にこっちの名前がバレバレの状態で、「知りません」なんてもう言えない。 男：「わたしたち、こういうもんですが・・・」 え？一瞬チラッと見せくれたのは、警察手帳！ なんか、今は警察のマークが付いてて手帳っぽくないんだけどね。 水戸黄門の印籠みたいなもんでひかえひかえ～っと言わんばかり。 一般庶民に警察手帳で自己紹介って、すごいよね～。 ；-ロ-）！！　なんだ！怪しい男＝刑事さんだったのか！ カレンがあんなに吠えていたのに、来客を完全無視していたこと 気がついちゃったかな？恥ずかしい。(*´∀｀*) 刑事さん：「実は〇〇事件の犯人の車のタイヤ痕が こちらで数年前に購入したタイヤと同じタイプだと判明しました。 〇〇という車種の車なんですが・・・」 えーーー！＼(◎o◎)／！ 刑事さん：「そのタイヤを付けた車は今、どこにありますか？」 って、Σ(ﾟДﾟ；ｴｰｯ! その車なら、もう、とっくにない。 何年か前に乗っていた車で、タイヤがパンクして 取り急ぎタイヤを1本だけ購入したことがあるそうだ。（かみさん談） 購入したというデータがショップに残っていたて、その情報を元に 事情聴取にいらしたってわけね。:(；ﾞﾟ'ωﾟ'): その〇〇事件とは、このへんではみんなが知っている有名な事件。 手がかりも、目撃情報も少なく、 なかなか犯人が見つからなくて有力情報者には謝礼金300万円っとなっている。 私も早く犯人が見つかって欲しいっと思っていた。 わたし：「へ～すごいですね！タイヤ痕が分かってよかったですね！」っと言うと、 刑事さん：「捜査中なのであまり詳しいことは言えません。」っと神妙な顔。 犯人の車のタイヤ痕と同じタイヤを購入した人を一軒ずつ探しまわってるそうだ。 その地道な捜査の積み重ねが事件解決に繋がると信じるよ。 で、我が家にちょっと（たぶん1ヶ月くらい）だけ滞在していたその車。 Ｈ18年頃のことらしいが、いつまで乗っていたのか？ (´ε｀；)ｳｰﾝ…忘れちゃった。 かみさん（夫）が趣味で購入したような車だったので 実用性に欠けていたので、思い出も何もない。 その車をいつ手放したのか、証明するものも全くなし。(・・;)刑事さんは、タイヤを購入した本人と対面して事情を聴きたいって。 うぅ～ん。困った。またいらっしゃることになっちまった。 情報提供を呼びかけるポスターをもらったので貼っておくことに・・・ こんな形でこの事件に協力できるとは思わなかったよ。 うちに再調査に来る前に、犯人が捕まることを願う。(・人・)