2011/03/18(金)16:15
初めての「計画停電」第3グループ ★フジテレビのお母さんを探す少年の話
3月16日に、初めての計画停電を体験。
午後6時20分から停電の予定になっていたので
6時過ぎにお店を閉めて、ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ急いでお風呂に入る。
停電覚悟で、湯船に入ると温かさがじーんと身体に染渡り
お風呂に入れる幸せをしっかりかみ締めた。
午後7時「あれ?今日は停電やらないんだね。」っと一安心していた矢先。
突然、バチンっと真っ暗になった。
我が家は懐中電灯はあるものの、電池(単1)の在庫がない。(T_T)
今はどこにも電池が売ってないので買いたくても買えない。
もうすぐ切れそうな懐中電灯のともしびを頼りにまっしーが見つけ出した!
そう、100円均一で買ったワンタッチで電気が点く小さい電灯。
こちらは、単3電池だった!!単3電池ならまだ売ってる!
まっしーが赤ちゃんの時に枕元に置いて夜中でもすぐに起きられるように使っていた
手のひらに乗るほどのモノ。
これが意外にも便利で、手で持つタイプの懐中電灯より使いやすいことがわかった。
初めての計画停電が夜の時間帯で、戸惑ったけど
家族みんなで同じ屋根の下にいれば不安にもならない。
寒いけど、暗いけど、被災地のコトを思えばなんてことない。
日頃、どれだけ電気のおかげで贅沢な暮らしが送れているか、
何気ない毎日の大切さに気がつかせてもらった。
話変わって~
3月17日朝のフジテレビ「とくダネ!」で、
行方不明のお母さんを探す男の子の映像が流れた。
かわいい子で、まっしーくらいなのかと思ったら11歳の男の子。
おじいちゃんと伯母さん(お母さんの姉)と一緒に津波で流されたお母さんの車を
捜索していた。
ついに、お母さんが乗っていたと思われる車を発見。
中に誰か人がいるのが見えるとお姉さんがお母さん(妹)の名前を呼んで
フジテレビの笠井アナに助けを求めた。
その時、男の子が言った言葉は「ママじゃなくても、助けたらいいよね。」だった。
横倒しになった車の後方からお母さんのカバンが出てきて
車の中にお母さんが乗っている可能性が強くなった。
15分後にレスキュー隊が到着し、助け出されたのは男の子のお母さんだった。
人目もはばからず泣き叫ぶお姉さんの姿と
気丈にも冷静さを失っていなかった男の子を見ていたら、こちらも(T_T)号泣。
映像を見ていたスタジオの人も笠井アナウンサーも。゚(゚´Д`゚)゚。涙涙・・・だった。
駆けつけた警察官が、「ご遺体が家族の元に戻られたんだから・・・」っと
家族を励ましていた。
まだ、安否がわからない人がたくさんいる中、どんな形であっても
家族と再会できたことを喜ばなければならない現状を考えると
本当に辛くて辛くて涙が止まらなかった。
一度も取り乱すことなく涙を見せなかった男の子。
おじいちゃんや伯母さんが側にいてくれるってことが
彼の壊れそうな心を支えてくれているのだと思った。
頑張って欲しい。