2017/09/21(木)23:09
(*_*; 急患です!休日の病院の裏側
台風一過で暑かった敬老の日
わたしの両親はありがたいことに揃って健在。
それなりのお年頃なので、もちろん、色々あるが、なんとか二人で生活している。
近所に住んでいるので、週に何度か様子を見に行ったり、生活のサポート係りをしている。
朝、実家に行った時は特に変わった様子はなかったように見えたが、午後、行ってみると・・・
母が「暑い、今日は顔が火照ったように暑い」と言ってた。
さすがに、30度以上あるので、暑いのは当たり前。
が、老人になると暑さに鈍感になる??
この夏もあまりエアコンをつけないで過ごしていたので、9月になった今はもっとエアコンを使う気がさらさらないのだった。
暑い→エアコンのスイッチONをすすめなかった私にも責任がある。
母の熱は夕方、一気に38度を超えていたのだった。
これは、熱中症??っと思ったが、高熱以外の症状はない。
しかも、日中はずっと水分補給していたし、外には出ず、ずっと室内にいただけ。
食欲もあるし、下痢や腹痛、嘔吐もない。手足のしびれもないし、熱があるのに頭痛もしない。
ただ、歩くことができない!
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
もともと足が不自由だけど、立つことができないなんて!!(@_@)
休日に診療してくれる病院を探して電話で現在の症状を説明したところ、診てくれることになった。
歩けない母を何とか車に乗せて、まだ一度も行ったことのない病院へ向かう。
駐車場も病院の入り口もわからない。緊急の患者を受け入れてくれるのはどこ???
何にもわからないまま入口を探しあてたものの母は全く歩けないのだった。
車椅子を借りて、母を乗せようとしたが、介護の経験も勉強もしていない私にはムリ~
もう、自分の無力が悲しくなった。
車椅子に乗せるだけで何分かかってしまったか?(≧◇≦)
先生が1人、看護師さんが2人で切り盛りしているで忙しそうな診察室の前で、数十分待っていた。
診断はやっぱり、熱中症だろうということになり点滴をすることになった。
その時点で、母は高熱のためぐったりしていて、トイレにも一人では行けない状態だった。
車椅子からトイレに座らせるのがこれまた難しい。
おまけに検尿の紙コップを渡されたが、どうにもこうにもうまくいかない。(*_ _)
このまま歩けなくなってしまうのか? ( ̄□ ̄|||)
点滴は1時間以上かかるので、母の側について待っていることになった。
診察する所の近くのカーテンのこちら側にいるので、急患の問い合わせや救急車の中からの問い合わせ内容がなんとなく理解できてしまうのよね・・・(;^_^A
救命救急のドラマを見ていたのを思い出していた・・・看護師さん、大変だ!!
また1本電話がかかってきた。「男性90歳 敬老の日でいただいたお赤飯を食べていたらむせてしまった。赤飯がどこかに詰まっているような違和感がある。が、他に症状はない。」
お赤飯が、詰まる?お餅じゃなくて、お赤飯か・・・
すると数分で、家族と一緒にお爺ちゃんがすたすたっと登場した。
CTの検査をして、どこにも異常は見られなかったらしい。
特別、具合は悪いわけでもないので、食事の摂り方について話が弾んでいた。
おじいちゃん、とにかくせっかちの早食いで、何でもよく噛まずに食べてしまっているらしい。
息子さんとみられる男性とおじいちゃんの声を聞いていると、和やかムードだった。
今後、誤嚥性の肺炎などの症状が出なければ、大丈夫ということで、何も処置はなかった。
いろんな患者さんがやってくるんだね~
点滴を待っている間はあまり切羽詰まった状態ではない患者さんばかりで、よかった。
軽度なのは良いけど、その間、看護師さんは休む暇もなく動いていて大変だ!!
急患でかかるのも、どのような状態だったら・・・って自己判断が難しい。
母は点滴のおかげで回復も早く、薬の効果もあって2日くらいで熱が下がって歩けるようになった。
すぐに病院に行って本当に良かったと思っている。
今回の母の高熱で、大人の紙おむつを購入してみた。
紙おむつや紙パットにもサイズや用途が色々あって、悩む。
結局、3種類も買ってしまったけど、どれが正解だったのかよくわからない。
(;´・ω・)
介護の知識ってやっぱり必要なんだな~って改めて思った敬老の日の夜だった。