2008/07/10(木)20:32
クライマーズ・ハイを観ると、ふとあの頃に戻ります。。。
月に一度の映画鑑賞デーと勝手に公約を立てたまかろんです(^_^;)それもすっかりご無沙汰になってしまった観たい映画がなかったっていうのもあるんですが・・・最近の映画のサイクルって早くないですか?せいぜい1ヶ月くらいですよっ・・・なので観ようと思って見逃してしまうパターンが多くてねっ今日はレディースデーだったので最寄のTOHOシネマへ身近にイオンがあるって、なんて画期的なのかしら・・・としみじみ思うものです(爆)田舎育ちのまかろんは・・・コンビニ行くにもで15分とこのご時勢にありえない環境で生まれ育ったもんですから・・・上京した時、アパートから5分圏内にコンビニがあるってだけで物凄い感動でねぇ~マジですかぁ~・・・マジですよ改札口が2箇所あるだけでも感動モンなんですから・・・ぷっ(笑いたいやつは笑うがいいさっ)まして、映画館がで15分のところにあるなんて・・・まかろんにとって、ここはとてつもない大都会ですよぉ~「あ~あぁぁぁ~果てしないぃ~」byクリスタルキング・・・古っ さて、今日は何観たかっていうとねっ・・・これ前々から観たかった「クライマーズ・ハイ」って映画です23年前の日航機墜落事故がテーマになってます。この事故はまかろんにとって生涯忘れることの出来ない、衝撃的な大事故でした9.11の同時多発テロと、この日航ジャンボの事故は別格っていうか・・・自分はその時何をしていただろう?・・・と、不思議と記憶が鮮明に蘇ってくるんだまかろんこの時12歳・・・小学校6年生の夏休みだった太鼓の練習で村の公民館へ行っていたんだけど・・・その日はやけに、空の状況が騒がしい・・・自衛隊のヘリなのか・・・何なのか?・・・と家に帰ると、は報道番組で大変なことになっていた・・・家の人「飛行機が落ちたんだって・・・群馬の山に。。。」まかろんの田舎の群馬・・・ジャンボ機は群馬の御巣鷹山に墜落したのでした。まかろん「ヘリでも落ちたの?さっき、やけに空がウルサかったから・・・」父「いや~ヘリなんてもんじゃないさっもっと大きい飛行機・・・ジャンボさっ」って・・・まさか、こんな前代未聞の大惨事になろうとは・・・この時思いもしなかったのです。あまりにも情報が入ってこなかったので・・・翌朝、機体が粉々に砕けた映像をを通してみた時は震えが止まらなかったものです。そして、生存者がいたっていうことも奇跡的としか言いようがない小学6年生の夏休み・・・連日報道され目の当たりにしたリアルな映像の数々は、ある意味深い社会勉強になった・・・この映画は、群馬県の前橋市にある地方新聞社という設定・・・(北関東新聞社は群馬の上毛新聞社がモデル・・・そして、原作者の横山秀夫氏は上毛新聞社の記者だった。)フィクションではあるのですが、ある意味、横山氏の実体験といってもいいのでは・・・舞台は群馬・・・見慣れた街の風景や話される方言は・・・まかろんにとっても何だか懐かしく~親しみを覚えたと共に、あの頃の12歳のまかろんにふと戻ることが出来ました。「そうだんべ~よぉ~」なんて言葉とイントネーション思わず笑ってしまったそう、23年前・・・映画の中でもその当時の様子が再現されてて・・・東京農大2高が甲子園へ出場した年・・・応援へ駆けつけた部員の父親が日航ジャンボに乗っていたのだ確か、坂本九ちゃんや宝塚の方もね・・・坂本九ちゃんは、故郷が茨城でして・・・偶然にも、まかろんの息子が通っている幼稚園の園長先生の教え子なのです。園長先生・・・かなりのご老体ではありますがまだ現役です。そして、入園式の時に・・・「坂本くんは私の大切な教え子です」と・・・「あの幼い頃の笑顔は、今でも覚えています。」と涙ながらに語ってくれました。その時御巣鷹山にも登ったんだと・・・あの日の事故は、一瞬にして全てを奪ってしまった。そこへ応援に駆けつけた、チーム、スタッフ、地元消防団、自衛隊・・・寝食を忘れ闘っていました。人々は「まるで戦場にいるようだ・・・地獄をみているようだ」と・・・「しばらく食べものが喉を通らないんだ」と・・・当時、まかろんは父から知人を通じてそんな話を耳にしたんだこれから観る方もいると思うので多くは語れませんが・・・まかろんは凄く感動しました決して、お涙頂戴のような映画ではないんです。被害者や事故原因・・・そういったところに焦点を当てず報道っていう立場からみた様は、リアリティーがあって興奮しますし報道関係者たちの人間模様が上手く描かれていて、素晴らしい作品に仕上がっていると思う。理屈抜きにハラハラと涙が流れ落ちましたお勧めです!!ぜひ、観に行ってくだされ・・・何か感じずにはいられませんでした。そして、堤真一っていう俳優がまた好きになりました。 design by sa-ku-ra*