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2005/12/16
カテゴリ：未分類
大好きなものだった。 最後の最後で最悪な思い出ができてしまって、 全てを嫌な思い出にしてしまってた。 忘れたふりをしてた。 今日まで、忘れたふりをしてたことすら気付けなかったよ。 今日は学校にいってきた。 もちろんのこと、卒業以来。 受験生なもので、調査書をとりにね。 もうすっげー行きたくなかった。 あんな高校なんて。 でも、 先生との話を終えてかえろうとしたらさ。 うち部外生だから事務の玄関からはいってきたのに 当たり前のように、 去年あたしがつかってた昇降口にむかってしまって そんな自分にほろりとした。 バスの時間まで間があったので こっそり自分の去年のクラスまでいってみた。 自分の席にすわった。 あたしが書いた壁の落書きもそのままだ。 友達がかいたあたしの名前もそのままだ。 (ってか書くなら自分の名前かけよ笑) 今はこの机をだれが使ってるんだろう。 去年あたしという人間が使ってたなんて、 現の机の主が知る可能性は万にひとつもないけれど。 当時、となりのとなりのクラスには大好きな人がいて、 行きたかったけど恥ずかしくていけなくて、 通りずぎるだけが日課だったあのクラス。Q組。 そのクラスは多分、今は空き教室になっちゃってるみたいで 標識が去年のまま。３年Q組のまま。 当時はどうあがいても入れなかったQ組。 そっと入って、 ほのかな幸せにひたってみる。 今でもあの子が見えるよ。 思い出したらもうとめどない。 あまりにもたのしかった。 嫌な事もくさるほどあるけど、 何より、当時の私には何にも代えられない友達がいた。 せっかく忘れてたのに。 思い出しちゃったらもう求めずにはいられないじゃんよ。 その子とは大好きな人がかぶってしまったんだけども、 私はその子のことが大好きだったし、 お互い、その人のことを本当にすきだってことはわかってたから ライバルになろうとわずらわしくおもったことは一度もない。 あたしがその人とつきあった時もあったかくむかえてくれた。 嬉しかった。 恋愛でも、部活でも学校生活でもない。 この子があたしの青春そのものだったんだな 通ってたときは解らなかったけど。 たしかにおわりかたは最悪だったんだよ。 でもまぁ嫌なのはたった1人だったんだし 全てを嫌な思い出にする事はない。 やっぱり、学校は大好きです。 嫌いになるには与えられたものが多すぎるよ。 今日は空が青すぎて なんとなく罪悪感にさいなまれてた。 ごめんなさい。 帰りのバスは涙がじわじわ止まりませんでした。 ***オマケ***  なんかこの画像しんじらんない… 今見ると異次元だよ(´∀｀;笑 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2005/12/16 10:58:37 PM
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