2020/08/09(日)23:07
前向きな思考で生きる
ユダヤ人の成功哲学 タルムードのお話しです。 あるラバイ(宗教指導者)が旅をしていた。 ラバイは犬と羊を連れ、聖書を読むためのランプを持っていた。 1日歩き続け陽も暮れたので、ラバイはちょうど見つけた粗末な納屋に泊まることにした。 しかし、まだ眠るには早いのでランプをともして聖書を読むことにした。 すると、ランプのオイルが切れて灯りが消えてしまった。 その夜は、本当に悪いことが重なった。 連れていた犬が毒虫に咬まれて死んでしまった。 次にオオカミが来て羊も殺して食べてしまった。 朝になってラバイは出発した。 少し歩いてある村の近くに来ると、あちこちで村人が慘殺されていた。 前の晩に盗賊がやってきて村人を皆殺しにして、金品を奪っていったことを知った。 彼は恐怖に打ち震えながら思った。 もし、ランプが消えていなければ盗賊に見つかっていたはずだ。 犬が生きていたら吠えて、やはり見つかっていただろう。 羊も騒いで音を立てたに違いない。 ラバイは深く悟った。 どんなに災難が降りかかろうと人は希望を見失ってはいけない。 最悪なことが最良のことだと、
信じなければいけない。