カテゴリ:ファッション
スペインの闘牛士が着ている上着のことをボレロ(Bolero jacket)と言うそうです。 ボレロとは、丈がウエストまたはそれよりも短く、打ち合わせなしで、通常は前を開けて着るのが特徴の上着のことだそうです。 ボレロは、女性も着用していたらしいく、1896年のイラストが残っています。 今では子供服や女性服専用となってしまいました。 また、ボレロとは18世紀の末から広まったスペインの舞踊、またその舞曲のこと、だそうです。 スペインの伝統舞曲の「ボレロ」は、3拍子でテンポは速く、カスタネットの伴奏を伴います。 音楽作品として、代表作はラヴェルの舞踊のための管弦楽曲(ハ長調)で、通常「ボレロ」といえばこの作品を指すことが多いようです。 出だしに小太鼓の音が小さく始まり徐々に大きくなるという異色作ですが、その管弦楽技法の華やかさにより、今でも世界中で度々上演されるほどの人気のある曲でもあります。 しかし、この小太鼓担当は大変でしょうね。 オーケストラでは二人交替と言う場合もあるそうです。 「タッ タタタ タッ タタタ タタタ タタタ」という小太鼓のリズムに乗って「ド~~ シドレドシラ ド ドラ ド~」で始まるメロディーを様々な楽器が奏でつないで行く・・・名曲ですね。 ボレロといえば、1984年冬季サラエボオリンピックのアイスダンスフリー演技にて、イギリス代表のジェーン・トーヴィルとクリストファーディーン(Jayne Torvill and Christopher Dean)のペアが魅せた華麗で流れるような演技は、ジャッジ全員が芸術点に6.0の満点をつけたという、まさに「芸術作品」そのものでした。 2006年頃よりフィギュアスケートにて使用されるケースが多くなりましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/02/15 10:11:09 AM
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