カテゴリ:映画
『ブロークバック・マウンテン』(上映中:WMC高岡)を観てきました。
追記:5月にはファボーレ東宝での上映もある…と、今夜初めて知りました。 まず何に驚いたかと言いますと、字幕の文字が明朝体なんですよ。これからはこれが主流になるのかしら…。あの字幕らしい字体が好きなんですけどね。しかし、その字体を気にしながらも、だんだんと映画の世界にはまっていきました。 1960~1980年代前半の時代背景や、舞台となったアメリカの土地柄みたいなものは無視して、イニスとジャックの愛の物語を見つめていました。これって男同士の愛情がクローズアップされていて、もちろんその通りなのですが、男と女(あるいは女同士)が愛し合っても、このシチュエーションだったら、結局は同じような想いになるんじゃないかと思いました。とにかく2人は愛し合ってしまった…。 20年間隠し続けて、しかも月に1回程度しか会えない関係にジャックは不満を口にします。しかし、実はイニスも負けないくらいジャックを愛していて、最後に喧嘩してるところなんか、男と男…なんていうのは超越してます。ジャックがメキシコでのことを口にするところなんか、寂しい恋人の気持ちそのままですよ。 ただね、これって確かに(特に当時は余計に)多数派の世界ではないから、この事実を知ったイニスの妻のショックは普通の浮気以上だったろうし、他にも必要のない不幸に見舞われた人たちがいるわけです。そんな中でも、ジャックの妻や両親はそれぞれの対応をして、そういったところも面白かったです。 もう一つ面白かったのは、2人とも実は女性にモテるんですよ。羨ましいわ…。でも、お互いの心の中にはジャックとイニスが一番上のところにあるから、異性との恋愛は形だけみたいになっちゃう。離婚後のイニスと付き合ったウェイトレスは、彼が「俺は面白くない人間だ」と言うと、「面白いから惚れるんじゃない」って言いました。ちょっと考えちゃいましたね(笑)。 【オマケ】 今日は自宅に引きこもって(笑)、阪神-広島戦と皐月賞を同時に観ていました。競馬が当たらないのはいつも通りだから平気(しかも、石橋騎手のG1初勝利は感動的でした)なんだけど、阪神の逆転負けにはガッカリしました。 阪神先発の江草投手は8回まで完璧な投球を続け、1対0とリードして9回表を迎えましたが、2本の犠牲フライを打たれて逆転負け(泣)。実は僕、ラジオでも話しましたが、江草投手が好きなんですよ…顔が(笑)。解りやすく言えば、僕が女性なら惚れてる顔です。カワイイです。それだけに、今日の負けは大ショック!きっと落ち込んでいるであろう試合後の江草君を、許されることならギュ~ってしてあげたくなりました。 …なんて、『ブロークバック・マウンテン』を紹介した後に書く事じゃないですね。危なすぎますね。あ~でも、敢えて書きますけど、 僕の恋愛対象は女性のみです! 書くか、敢えて書くか…汗。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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