2008/05/09(金)22:53
2008/5/7放送分『シネマの細道』ブログ版 ~その1~
今週も話題の日本映画が公開されます。
『隠し砦の三悪人 The LAST PRINCESS』
(5/10~:ファボーレ東宝、高岡TOHOプレックス)
公式サイト:http://www.kakushi-toride.jp/index.html
これを『隠し砦の三悪人』と呼んでいいものかどうか悩むくらいに、
オリジナルとは話が違っています。その辺が『椿三十郎』とは違うところです。
それは良い悪いの問題ではないし、面白くなればそれでいいのです
志村教授はお気に入りのようで、試写が終わった後に拍手なさってました。
僕はそこまでじゃないけど、娯楽作品としては面白いと思いました。
オリジナル『隠し砦の三悪人』は『スターウォーズ』のヒントになっています。
でも、言われなければ分からないというのが正直なところです。
逆に本作は『スターウォーズ』や『インディージョーンズ』に通じる、
何というか、観ていてワクワク興奮するエンタメ追求映画でした。
オリジナル版にはなかった、淡い恋模様なんかもあります。
オリジナル版は三船敏郎さんの馬上アクションも見せ場ですが、
それよりも僕は、人の心の移ろいをしっかり描いた映画だと思うんです。
本作ではそんなことよりも、とにかく娯楽性を高めようとしてる。
平成のマーケティングを考えるなら、これはこれで正解なのかもしれません。
にしても、長澤まさみちゃんはかわいいですなぁ
雪姫は最初は顔が泥などで汚れてたんだけど、途中で綺麗になってました
試写のときに女性陣が「松潤かわいい!」と口々に言ってましたけど、
まぁ、僕も同じような感覚で観ていたということです