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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2013年01月14日
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カテゴリ:映画
『ウォリスとエドワード~英国王冠をかけた恋~』
(1/5~18:シアター大都会)
公式サイト:http://we-movie.net/

1998年、ウォリーは著名な分析医の夫とニューヨークで何不自由ない生活を送っていた。
が、多忙な夫はなかなか家に寄り付かず、子どもを欲しがる彼女との溝は深まるばかり。
そんなある日、ウォリーはウィンザー公爵夫妻の遺品オークションに足を運び、
英国王の心を掴んだアメリカ人女性ウォリスの愛の物語に魅かれていくのだった・・・。

***********************************************************************

その中で、観客はエドワード8世とウォリス・シンプソンの「王冠をかけた恋」や、
これまで光が当てられなかった側のウォリスの想いを知ることになるのですが、
あくまでも、その当時ではなく現代の話が物語の軸になっています。

ですが、僕はウォリスとエドワードの話だけで良かったのではという気がしました。
あの時代の王室の話を掘り下げるだけでも充分に興味深かったので。
逆に現代の物語は邪魔にさえ思えました。シーンの切り替わりも分かりにくいし。

ただ、マドンナが伝えたかったのは、ウォリスそのものではなかったのかもしれません。
例えば、これまではエドワード8世側、王室の世界が中心に語られることが多かったけれど、
ウォリスの目線で描くことも必要なんじゃないかという考え方を誰かに言わせたいなら、
それは確かに後の世界に生きるウォリーのような立場の人が必要になるわけです。

ポイントがいくつかありまして、そのうちの一つは、
「そうまでして結ばれたエドワード8世とウォリスは幸せな結婚生活を送ったのか」
ということなのですが、そこは詳しく描いたわけではなく・・・。

私のようなものが「愛」を語るのははなはだ恐縮ではございますが、
女は愛されなくても孤独を感じ、愛されても孤独を感じる時があるのかもしれません。
まぁ、それは男も同じだと思うのですが・・・。

「王冠をかけた恋」は世紀のスキャンダルであり、
マスコミに追い回され、非難されても強く生きようとするウォリスの姿は、
マドンナ監督が自分自身と重ね合わせているのでしょうか・・・。

まぁ、そんなことを感じながら観ていました。

予告編のコピーに「『英国王のスピーチ』では描かれなかった」とありましたが、
あれはエドワード8世の弟ジョージ6世が主人公だったのだから、
描かれなくて当然というか、そこまで描いたら長編大河ドラマになっちゃいますよね。
逆に本作でのジョージ6世も吃音で演じられていますが、ちょっと出てくるだけでした。





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最終更新日  2013年01月15日 02時43分18秒
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