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カテゴリ:映画
『さよならドビュッシー』
(~2/8:TOHOシネマズファボーレ富山) 公式サイト:http://good-bye-debussy.com/ ピアニストになることを目標にしている遥は裕福な家に生まれ育った高校生。 ある日、火事に巻き込まれ、いとこのルシアと祖父は亡くなり、遥だけが生き残った。 全身に大やけどを負い心にも大きな傷を抱えた遥だったが、ピアニストになることを諦めず、 コンクール優勝を目指して猛練習を再開。しかし、彼女の周囲で不可解な現象が続発し・・・。 ************************************************************************ 富山での上映は明日(2/8)までです。間に合って良かった。 第8回「このミステリーがすごい!」大賞に輝いた中山七里さんの小説が原作ですが、 ミステリーというよりはヒューマンドラマという感じです。 火事で愛するルシアと祖父を失い、一人生き残った遥ですが、 どうしたって、「もしかしてこの娘は・・・」とピンときてしまいます。 そして、その後の展開の中で「この人は怪しい・・・」という思いも湧いてきます。 で、それを観終わってからどう受け止めるかは難しいところなのですが、 ピンときたからこそ、途中で「アレ?違うのかな?」と感じられる演出もあるわけで、 ミステリーとしては弱さを感じますが、それはそれで良かったのかもしれません。 遥を演じているのは橋本愛さん。 以前、初めて観たときは「演技の上手い前田◎子さん」という印象もありましたが、 今はもう、そういう感じは全くないですね。 『桐島、部活やめるってよ』の時もそうでしたが、台詞のないときの演技に惹かれます。 あと、変な表現ですが「清純なエロさ」を感じるとでも言いましょうか・・・。 ラストの岬先生にお願いする台詞なんて、本当は必要じゃないような気もしますが、 でも、彼女の女優としての魅力は感じるシーンでした。 遥にピアノを教える岬先生を演じている清塚信也さんは本物のトップピアニストで、 『のだめカンタービレ』などで吹替え演奏をしてきた人でもあります。 今回、初めての演技ということでしたが、しっかりと俳優されてました。 とはいうものの、やはり、存在感はピアノ演奏で感じるのですが・・・。 僕自身はピアノに全く詳しいわけじゃないんですけど、 岬先生の指導方法がなかなか興味深くて、 清塚さんご本人も、ピアニストとして同じ訓練をしてたんですかね。 そして、クラシック音楽というのも良いですね。 30代半ば頃からかな、造詣はありませんが、あぁ良いなと思えるようになりました。 本作に歌詞のついたエンディングテーマは必要だったんでしょうか? その曲の良し悪しではなくてね。 受け止めようによっては「説教くさい」と感じる人もいるかもしれませんが、 僕は「ほぉ~」と、というか、納得した台詞が幾つもありました。 出番は少ないですが、ミッキー・カーチスさん演じる祖父の台詞 「夢に生きてるんじゃない、◎◎◎に生きてるんだ」 「不幸に負けちゃいけない。不幸を◎◎にしてもいけない」 岬先生の台詞 「人を感動させることが出来るなら、◎◎◎と言われても構わない」 「『月の光』のために前の曲を早く弾くなんて、それは◎◎だ!」 他にも、ルシアのお母さんの台詞とか、いろいろと・・・。 そんなに難しいことは言ってないんですが、心に留めておきたいな・・・と。 音楽じゃないけど、僕も人前に出る仕事をしているので、 余計に強く感じたというのはあるかもしれません。 ピアノコンテスト決勝の審査員席に堤幸彦監督がいました。 台詞はないんですが、なんだか映る度に気になっちゃって・・・。 でも、あんな感じの審査員、いるかも?といえばいるかもしれません。 上映は明日(2/8)までです。 正直、大ヒットしているという感じでもありませんが、 2週間で上映をやめてしまうのは、ちょっともったいないと思います。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月07日 18時36分55秒
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